ケアマネを辞めたい方へ

転職失敗!憧れのケアマネだったはずが… ノイローゼ寸前

平成12年 西暦2000年
介護保険制度と同時にケアマネジャーは誕生した

『ケアマネは介護保険制度の要だ!』
『ケアマネは地域包括ケアの柱だ!』

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と散々おだてられて

多くの介護職や看護職、福祉職がケアマネの資格取得を目指した!

介護や看護の現場は肉体労働であり

夜勤などの不規則な勤務を

このまま続けていくことに不安を感じた人たちが

定年になっても

いや

定年後も働けるようにと

多くの介護、看護職がこぞってケアマネの資格取得を目指した

ところがどうだろう・・・

期待に胸ふくらませて

夢と希望を抱いて就いたはずのケアマネジャーの多くは

『こんなはずではなかった・・・・』

と挫折していくのである

まず

①ペーパーワークでオーバーワーク

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作成しなくてはならない 書類の多さに疲弊する・・・

アセスメントシート ケアプラン モニタリング記録 支援経過記録
担当者会議議事録  介護保険各種申請書類などなど
山のようにたまっていく書類に押しつぶされそうになる

制度改正のたびに減算規定が増え

この記録がなければ減算
あの記録を保存していなければ報酬返還
と、3年ごとの改正のたびに制度は改悪されていった

 『アメとムチ』のアメという名のもとにつくられた加算もあるが

その加算を取るには、膨大な書類と手間が必要になり
とても算定できるものではなく
下手に加算を取ってしまうと、記録に追われて
残業、残業、休日出勤の繰り返しでケアマネ自身がつぶれてしまう

とても採算が合うようなものではない

その加算を取らなければ
国から『ケアマネはせっかく作った加算を取らないんだったら無くすよ!』

と脅される

『取らないんじゃないんだよ!』
『取れないんだ!』

そんな制度改悪が3年ごとに繰り返され
やっと覚えたルールもまた変更・・・

今の介護保険制度は当初の原型をとどめておらず
複雑怪奇な制度となり

サービスコード表だけで広辞苑ほどの厚さになっている・・・
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②介護支援専門員 更新研修義務化

介護支援専門員の更新研修である

制度改正によってケアマネジャーは

長時間の法定研修を受けなくてはならない

 

研修名 時間
実務研修  87時間 
実務なし再研修  54時間
専門研修課程 Ⅰ  56時間
専門研修課程 Ⅱ  32時間
主任介護支援専門員研修  70時間
主任介護支援専門員更新研修  46時間

ケアマネジャーはこのように

資格を取得する際も

資格を維持する際も

資格をステップアップする際も

5年ごとにこれらの更新研修を受けなくてはならない

ただでさえ

利用者や家族の相談にエネルギーを注ぎ

膨大な量の書類作成に時間を取られているのに

そこにきて何十時間もの更新研修を受けなくてはならない・・・

その研修を1科目でも落とすと研修未受講となり

ケアマネの資格を失ってしまう為

遅刻も早退も欠席も許されず

台風がやってこようが大雪が降ろうが

インフルエンザになろうが

ド根性で研修に参加するのであった

この時点でケアマネに転職したことに後悔しはじめ

黄色信号が点滅するがなんとか歯を食いしばる



 

③一人暮らし高齢者の家族代わり?

最近では一人暮らしの高齢者が増え

あてにならない家族の代わりに走り回り

 

『私がなんとかしてあげなければ』という正義感が

ケアマネジャーを突き動かす!

 

家に帰れば、朝でも夜でも休日でも

待ったなしで利用者や家族、事業所からの問い合わせがあり

ゆっくり休むことも出来ずにサービス調整に走り回る

 

そんな虫の息のケアマネに

④クレーマーや支援困難事例の対応


クレーマー家族や支援困難事例

(虐待 認知症 ゴミ屋敷など)が追い打ちをかけてくる

理不尽な要求をする利用者や家族に頭悩ませ

 

家に帰ってからもクレーマー家族からの理不尽なクレームが頭から離れない

電話のベルが鳴ると、クレーマー家族を思い出し

ノイローゼになりそうなくらいつらくなる

この時に頭の中をよぎる言葉は・・・

『ケアマネはここまでしなくちゃあいけないのだろうか?』

 『ここまでしてケアマネする必要があるだろうか?』

こんな思いで頭がいっぱいになり
そしてケアマネ イズ オーバーである

♪ ケアマネ  イズ  オーバー
悲しいけれど
終わりにしよう
きりがないから・・・ ♪

期待に胸ふくらませて就いた
ケアマネと言う仕事は

ファンタジー(幻想)であり

ケアマネに転職したことを後悔し
仕事を辞めて(転職)いくのであった

ケアマネ悲しみの一句 
図1

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