ケアマネを辞めたい方へ

ケアマネや介護職を辞めていく人の退職理由がありえない

好きなこと
やりたいことを
探し続けて、職を転々とする人がいる

採用面接時に

『お年寄りが好きなんで、介護の仕事を選びました』
『人とのかかわりが好きなんで、ケアマネの仕事を選びました』

このように言ってのける人は多い

ところが、実際に介護やケアマネの仕事をして数ヶ月後

『私がやりたかったことと違いました!』

と現場を去っていく

おそらく、この人は
再び自分のやりたかったことを探して
ジプシーのように旅をしていくのだろう

やりたい仕事を探し続けるのも結構だが

やりたい仕事、好きな仕事
にはもれなく、やりたくない仕事がついてくる

例えば車が好きで起業した人は
車のことだけやっていればよい訳ではなく
営業回りや職員給与の計算などの仕事が必ずついてくる

介護の仕事も
利用者の相談に乗ったり、直接介護をする時間もあれば
書類を作成したり、事業所のPRに営業回りをしたりすることも必要だ
下げたくもない頭を下げなければならないこともあるだろう

好きな仕事には、必ず好きでない仕事もついてくる

『あなたにその覚悟はあるのか?』と問いたい

ハンバーグが食べたくても
セットで嫌いなニンジンやグリンピースがついてくるのだ

小学生じゃあるまいし
好きなものだけ食べて、嫌いなものを残すなどは許されない
『まさかニンジンが出ると思わなかった』などはただの甘えである

ハンバーグセットはお金を支払う側なのでそれも許されるが
仕事とはお金をもらう側である

好きなことだけしたいのなら
お金を払って思う存分好きなことだけすればよい

好きなことだけやって、そのうえお金をもらおうなど
図々しいにもほどがある

だいたい
一つの仕事を数ヶ月も続けることができない人に

『おお〜  これこそ私が探し求めていた天職だ!』
などという

奇跡の出会い
運命の巡り合い
があるとはとても思えない

何度も言うが、好きな仕事 やりたい仕事には
もれなく、嫌いな仕事 やりたくない仕事もセットでついてくる

その覚悟をしない限り
永遠に巡り合うことのできない天職を探し続けるジプシーになるだろう

■あわせて読みたい!■

■あわせて読みたい!■

■あわせて読みたい!■