ケアマネの将来像『今後どうなる?』

億の金を動かすケアマネジャー

◆ケアマネが億単位の金を動かす根拠とは?

ケアマネジャーは年間1億円以上の金を動かす

こんなことを言うと
『アクセス数を上げるために嘘ではないか?』
『注目を集めるための釣りではないか?』
と思われてしまいそうであるが・・・

これは嘘でもなんでもなく、まぎれもない事実である

居宅介護支援事業所の介護支援専門員は
1年間に約1億円以上のお金を動かしている
その計算根拠はこうだ!
ケアマネジャーが1ヶ月に担当する件数が標準担当件数で35件
利用者が要介護5であれば1ヶ月に約36万円の支給限度額が発生する

私の言う1億円という数字は

35名×36万円×12ヶ月=1億円5千万円
という数式から成り立っている
まあ担当件数の全員が要介護5と言うのはあり得ないが
Maxで言えばそういうことになる
これに要支援認定の利用者を担当すれば、さらに動かす金額は大きくなるのだ

◆ケアマネの裁量で1年に置く単位のお金が動く!

どうだろうか?
嘘でも釣りでもないことをおわかりいただけたであろうか?
そして
この事実を自覚しているケアマネジャーがどれほどいるだろうか?

医療・介護の分野を見渡し
一年間に億単位のお金を動かすことができる職種が他にいるだろうか?
医者ケアマネぐらいであろう

つまり、それだけ重たい責任を背負った職種なのである
ケアマネの多くの不満として

『なぜケアマネばかりこんなに研修を受けなければならないのか?』
『なぜケアマネの資格は5年ごとに更新しなければならないのか?』
という声をよく耳にするが

全ての原点は
この日ノ本の国の莫大な社会保障費を動かしている職種というところにある
億のお金を動かす職種であるというところにある
介護保険制度が成功するのも失敗するのも
ケアマネにかかってるわけである

こんな大きな責任権限期待を背負ったケアマネだからこそ
求められるものが大きいのである
だから研修を受けてもらうのである
だから資格更新制になったのである
だから主任ケアマネの要件が厳しくなったのである

国民から預かった保険料や税金を正しく使う
これはケアマネに課せらせたミッションである

自事業所への利益誘導などされては
ケアマネの存在意義すら問われてくるのだ

もちろん
『そんな責任を負わされている割に報酬が低すぎる!』
というツッコミが聞こえてきそうではあるが
そこは、まずケアマネ側もその責任を果たしたうえで
正当な評価を得るよう努力しなければならない

ケアマネの未来を考えた時

 

『もうケアマネにはこんな大きな仕事は任せられない!』という評価を得るか
『やはりケアマネの存在が欠かせない』という評価になるかは

現職のケアマネにかかっているのである

億というビッグマネーを動かす職種
ケアマネジャーの同志よ!
今こそ立てよケアマネ

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