ケアマネ試験と研修のこと

ケアマネ資格取得の難易度について

世の中に存在する資格で
これほど資格取得難易度が激変する資格があるだろうか?

その資格とは『介護支援専門員』である

資格誕生から16年が経過するが
資格取得のためのハードルは年々上昇している 

合格率の低下

介護保険開始当初の合格率は50%弱あったので2人に1人は合格していた
ところが今は10%台なので、10人に1人か2人が合格する程度

年度 受験者数 合格者数 合格率
第1回(H10年度) 207,080 人 91,269 人
44.10%
第2回(H11年度) 165,117 人 68,090 人 41.20%
第3回(H12年度) 128,153 人 43,854 人 34.20%
第4回(H13年度) 92,735 人 32,560 人 35.10%
第5回(H14年度) 96,207 人 29,508 人 30.70%
第6回(H15年度) 112,961 人 34,634 人 30.70%
第7回(H16年度) 124,791 人 37,781 人 30.30%
第8回(H17年度) 136,030 人 34,813 人 25.60%
第9回(H18年度) 138,262 人 28,391 人 20.50%
第10回(H19年度) 139,006 人 31,758 人 22.80%
第11回(H20年度) 133,072 人 28,992 人 21.80%
第12回(H21年度) 140,277 人 33,119 人 23.60%
第13回(H22年度) 139,959 人 28,703 人 20.50%
第14回(H23年度) 145,529 人 22,332 人 15.30%
第15回(H24年度) 146,586 人 27,905 人 19.00%
第16回(H25年度) 144,397 人 22,331 人 15.50%
第17回(H26年度) 174,974 人 33,539 人 19.20%
第18回(H27年度) 134,539 人 20,924 人 15.60%
第19回(H28年度) 124,585 人 16,281 人
13.10%
第20回(H29年度) 131,560 人 28,233 人 21.50%
第21回(H30年度) 49,312 人
第1回~第20回合計 2,755,820 人 695,017 人 25.20%

②試験受講要件の厳格化

平成30年度より
下記の資格ではケアマネ試験を受けることが出来なくなった

社会福祉主事任用
ホームヘルパー1級・2級、
介護職員基礎研修
介護職員初任者研修
実務者研修
介護業務 10 年 1800 日

さらに次の資格を取得して登録後5年の実務経験が必要となった

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師
理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師
栄養士(管理栄養士)、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士
視能訓練士、柔道整復師、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士

実務研修の受講時間UP

合格後に受ける実務研修も研修時間が44時間から87時間になる 
つまり倍増である
多くの人は働きながら資格取得を目指しているだろうから
この研修を受ける時間を確保するのはかなり困難だろう
それ以外でも更新研修Ⅰ Ⅱも時間がアップし
主任ケアマネになるのもなんと70時間を要し
さらに主任ケアマネも5年ごとの主任ケアマネ更新研修を受ける必要がある

実務研修 (44時間) 実務研修 (87時間)
実務従事者 基礎研修 (33時間) 廃止
専門研修課程 Ⅰ (33時間) 専門研修課程 Ⅰ (56時間)
専門研修課程 Ⅱ (20時間) 専門研修課程 Ⅱ (32時間)
主任介護支援 専門員研修 (64時間) 主任介護支援 専門員研修 (70時間)
主任介護支援 専門員更新 研修 (46時間)


実務研修受講料UP

研修時間が倍増するのだから、研修会場や講師謝礼なども2倍近くかかる
受講料金もUPするだろう(デフレなんてどこ吹く風)

全国の介護支援専門員法定研修(更新研修等)の費用を調べてみた

研修名 受講料平均
実務研修  5万~6万 
実務なし再研修  3万~4万
専門研修課程 Ⅰ  2万~3万
専門研修課程 Ⅱ  2万前後
主任介護支援 専門員研修  4万~5万
主任介護支援 専門員更新研修   3万~4万

現場実習が必須になる

今年度より約3日程度の現場実習が必須になる 
「実習 イラスト」の画像検索結果

これだけのハードルをクリアしてケアマネになった人と
私のように10年以上前に資格をとったケアマネゆとり世代
いやケアマネバブル世代か・・・
ケアマネベビーブーム世代?

まあいずれにしてもケアマネ業界にいろんな世代が混在するわけだ

これから誕生するケアマネジャーは
おそらく狭き門をくぐってきた優秀なケアマネたちであろう
私のようなケアマネバブル世代のアドバンテージは経験くらいだ
経験年数を誇って自己研鑽を怠れば、あっという間に追い抜かれてしまう

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