多職種連携に関すること

なぜケアマネは退院前カンファが苦手なのか?

病院での退院前カンファレンスを苦手に思っているケアマネが多い

居心地が悪く、一刻も早く退室したい気持ちになり
自分の力不足を感じてしまい、自己嫌悪になる

この心理は外国に行った時の気持ちと共通している
(まあエラそうに言うほど行ったこともないが・・・)

1 知らない人に囲まれる
外国に行けば見知らぬ土地であるため、周りに自分が知っている人が全くいない
病院も同じで、医師や看護師、薬剤師など知らない人の中に1人ケアマネは放り込まれる

2 言葉が通じない
外国に行けば当然日本語は通じない。周りの人間の言葉が理解できず置いてけぼりになっていまう
病院も同じで、医師や看護師からしばしば発せられる病名や専門用語・・・
聞いたこともないし、聞くに聞けないつらい状況・・・
まさかその場でスマホでググるわけにもいかず
『知ってますよ わかってますよの』の顔をしながら冷や汗をかく

そんな完全なアウェーの中で、なんとかケアマネとしての役割を果たそうと努力するも
空回りに終わってしまい、苦手意識が増長されてしまう

しかし考えてみたら
外国に行って知らない人だらけであったり
言葉が通じないのは当たり前だ
むしろ、俺はわかってるぜ!と言った知ったかぶりをするほうがかえって不自然だ

そんなものは何度か通えば知り合いになるし、言葉もなんとなくわかってくる
逆にあなたたちが私のホームに来たときは、いろいろと教えてあげるよ
くらいの気の持ちようが必要になる