サービス担当者会議の効果

サービス担当者会議とは？
と尋ねられると

ケアマネが作成したケアプランの原案をみんなに諮る場所である

多分9割のケアマネ（介護支援専門員）はそう答えるだろう
間違いではない

しかし、サービス担当者会議にはもっと別の効果がある

それは
『私たちはみんなあなたの応援団ですよ！』
というメッセージを伝えるという効果である

関係者が一同に会し、自分たちにできることを提案し
利用者や家族を勇気づける場所でなければならない

『私のためにこんなにも多くの人たちが集まって、話し合てくれている』と
感動を生む場所にしなくてはならない
円陣を組む場所にしなくてはならない
記念に集合写真を撮ってもいいくらいである

しかしながら実際には、こんなことはないだろうか？

『それは出来ません』
『休まれるとキャンセル料をいただきます』
『そこまでは出来ません』
『それは私たちの役割ではありません』
『情報をくれるのが遅いです』
『そんな話は聞いていません』

などのネガティブワード連発で
かえってチームの結束力を損ない
利用者のモチベーションを下げてしまう

チーム利用者は『エイエイオー』で前向きに進んでいかなければらない
そのかじ取り役は何といってもケアマネジャーが背負っている訳であるから
サービス担当者会議をサポーティブな雰囲気にするよう努め
利用者のやる気スイッチを押す場にしなければならない