介護業界ではお金を稼ぐことはタブーのような雰囲気がある
介護の世界は福祉であり、ボランティア精神こそ重要であると言わんばかりである
きれいごとだ・・・
仕事をすれば、職員だけでなく、その家族も同時に養っていかなければならないのである
お金を儲けることは決して恥ずべきことではない
そもそも、どんなに頑張っても介護業界の構造上
『儲けすぎて困っている』なんてことには絶対にならない
なぜなら、お客さんが増えれば、自動的にそれだけ職員数も必要になるので
収入が増えれば支出も増えていくのである
そんな事情を知っているのか知らないのか
偉いお役人さんや学者先生は、声高らかに言うのである
『介護業界は儲けすぎ、高齢者を食い物にしてけしからん!』
よく言うよ
そういう奴に限って
自分が介護施設を経営することになったら、目の色を変えて囲い込みをするだろう
そういうやつに限って
死刑反対などと叫ぶが、身内が殺されたら「犯人を死刑にしろ!」
と真っ先に言うだろう
そういうやつに限って
俺の人生は太く短く! 好きなもの食って、好きなだけタバコも吸うぜ!
と言いながら、病気になったら真っ先に医者のもとに駆け込むだろう
そんなわけであるから、理想論を振りかざす人はけしからんのである