リーダーシップを学びたい

おいしいところだけ持っていく先輩ケアマネ

新人ケアマネが先輩ケアマネの不満を言っている

どんな内容かというと
先輩ケアマネと新人ケアマネの2人で関わっているケースなのだが

利用者や家族の困りごとを聞き
『サービスの提案や調整』のところまで先輩ケアマネがやり
『担当者会議の議事録や支援経過記録』
などの記録は全部自分がやらなくてはならない・・・

と愚痴っているわけである

なるほど〜 これはごもっともの話だ!

ケアマネが最もやりがいを感じるのは
困っている利用者さんや家族の話を聞き
様々な専門的提案をし、解決策を提示して

『ケアマネさんに相談してよかった〜』
『やっぱりケアマネさんって素晴らしい!』
と思ってもらえるところにあるだろう!

これがあるから、つらい仕事も頑張れるのだ

その後にもれなくついてくる記録は、おまけみたいなもので
やらなくて済むものであればやりたくないが
減算にならないために仕方なくやる
まさに『やっつけ仕事』と呼べるであろう

やっつけ仕事ならやっつけ仕事らしく
おとなしく『やっつけられれば』良いものを
敵はかなりの強敵で、簡単にやっつけられない
気がつけば、敵はどんどん膨れ上がって
手に負えなくなり
気がつけば
『やっつけ仕事』にやっつけられてしまう
というケアマネの悲しい現実がある・・・

話しは脱線したが

それだけ大変な仕事を新人ケアマネがやっても
大抵、感謝されるのは、先輩ケアマネの方だけである
これではやりがいを無くし、愚痴不満が出るのも当然だ

そんな調子であるから
例え、紹介したサービスについて利用者から苦情が出ても
『私が決めたんじゃないから知らないわ!』
と不満の一つも言いたくもなるだろう 

先輩ケアマネや居宅の管理者は
ケアマネのやりがいを損なわないような
支援体制を作らなければならない 

おいしいところだけ食べて
残り物を新人に食わすようなことでは
新人ケアマネは報われない