ケアマネの仕事をしていると
利用者さんやその家族から
こう言うお誘いがよくかかる
『あなたみたいな人が孫の嫁に来てくれたらね〜』
『うちの息子の嫁に来てはもらえないかね?』
よく聞くセリフである
ある日、ケアマネ同士がこんな会話をしていた
ケアマネA
『今日、利用者さんが孫の嫁として来てもらえんかね?』って
言ってきたのよ〜
困るのよね〜
『私、結婚しているし、子供も2人います!』って
言ったらビックリして、残念がってたわ〜
ケアマネB
『わかる〜 あるよね〜 私もこの前ね〜 ・・・・』
とお互いの『嫁に来ねえか?報告会』が始まるのであった
『困るわ〜』と言うケアマネの表情は決して困っておらず
『結婚して子供もいるのに〜』
と言う一方で
『そんなに若く見えたのかしら〜』
とでも言いたそうな『にやけ顔』である
私、独自の統計によると
利用者さんはかなりの高確率で
『身内の嫁または婿に』と声をかけてくる傾向があるので
そう言われたからと言って、あまり調子に乗らないほうが良いのである
化粧品売り場で
『お客様 肌がお綺麗で、お若く見えますわ〜』
と店員に言われたからと言って
真に受けてはいけないのとほぼ同様であろう
買ってもらうためには、なんだって言うのである
まあ、あまりにもケアマネが嬉しそうなので
それはそれで良いと思うし
私も恐ろしくて
『この記事に書いていること』
を直接言うことはもちろん出来ない
ただそんな中でも、『嫁に来ねえか?報告会』に
参加できないケアマネも中にはいるので
当然、そこには配慮が必要であろう