家族から緊急ショートステイの依頼があった。
相談内容は認知症の父(田中さん※仮名)が興奮して手に負えないから
緊急のショートステイを利用できないか?というものである
昨夜は父の対応で一睡もできなかったと言われている
緊急のショートステイを利用できないか?というものである
昨夜は父の対応で一睡もできなかったと言われている
その日は日曜日ということもあり、受け入れてくれる事業所も少ないだろう・・・
しかし困っているようなので担当のケアマネと相談し
緊急ショートステイで対応することにした
緊急対応するかどうか判断に迷ったが
日曜日の明け方に電話をしてくるぐらいだから緊急だろうと判断した
日曜日の明け方に電話をしてくるぐらいだから緊急だろうと判断した
併設のショートステイに無理を言って頼んだでみた
ベットは空いているので対応は可能だが
日曜日で職員が手薄だし、興奮状態であるなら男性職員で迎えに行ってほしいと・・・
ベットは空いているので対応は可能だが
日曜日で職員が手薄だし、興奮状態であるなら男性職員で迎えに行ってほしいと・・・
ということで、めでたく私も急遽出勤し、田中さんを迎えに行くことにした
迎えに行く道中に、興奮して暴れまわる田中さんの図や
疲れ果ててしゃがみこんでいる田中さんの娘の図を想像し
ケアマネとしての使命感と責任感が燃えに燃えているところで家に到着した
ケアマネとしての使命感と責任感が燃えに燃えているところで家に到着した
ところが家に入ってみると
田中さんは食卓でゆっくりと食事をされている
一方疲れ果てているはずの娘は化粧をバッチリ決め
とても一睡もしていないとは思えないほどの化粧のりである
とても一睡もしていないとは思えないほどの化粧のりである
???
道中の空想は妄想であった
だがしかし、今は落ち着いているが、また興奮されるかもしれない
食事も終わり、これから送迎車両に乗ってもらわなければならない
ここからが本番である。
ショートステイに行くと分かった途端興奮されるかもしれない
そのために、男性職員として借りだされたわけである
そのために、男性職員として借りだされたわけである
ところが田中さんはスムーズに、今にもスキップでもしそうな雰囲気で車に乗り込んでいった・・・
???
本当に緊急だったのだろうか?
最近、救急車をタクシー代わりに利用する人がいるというが・・・
まさか・・・緊急ではないが、緊急にショートをお願いしたということでは?
まさか・・・緊急ではないが、緊急にショートをお願いしたということでは?
疑えばきりもないし
まあケアマネとしてのアセスメント不足
管理者としての判断能力不足なのかもしれない
いやいや
田中さんはショートステイに行きたくて行きたくて暴れたと考えよう・・・