介護業界のことについて

冷たい入院受付

先日、利用者さんの入院に付き添った時のこと
その病院は総合病院なのだが、
入院手続きの窓口には人があふれていた
長時間待たされ、やっと入院手続きの順番が回ってきた

入院手続きと言ってもほとんどは
入院係りの事務員さんが、入院中の注意事項について説明する

例えば面会時間、入院費の支払、病衣の貸し出しなどについて
一方的かつ機械的に読み上げるだけであった
本当に機械的で、ロボットがしゃべっているのかと思った・・・

特徴としては
①声のトーンが一定である
②目を合わせない
③早口である
と見事に三拍子そろっている
しかし、人間相手の職業、しかも病人や高齢者への対応がこんなクールでよいのだろうか?
容姿は整っており、きれいな顔立ちをされているのに・・・
余計なお世話かもしれないが・・・
私は心の中で、彼女のことを『クールビューティー』と呼ぶことにした

確かに入院についての説明を、1日に何度も何度も繰り返すのは苦痛かもしれないが
患者さんにとっては、不安や疲労を抱えての説明なんだから
もっと気持ちを込めて、説明をしてもらいたいものだ!

そして最後に『今までの説明で、何かご質問はありますか?』と早口で言ったが
明らかに心の中では、忙しいんだから質問しないでよ!っと思っているに違いない
顔に書いてある

そんな状況で質問なんてできるはずがない・・・

なんてクール&ドライな対応なんだ!
私は心の中で、彼女のことを『ユニクロTシャツ』と呼ぶことにした

我々もサービス担当者会議の際に『このケアプランについて何かご質問がありますか?』
と聞きつつも、修正するのは面倒だから、注文つけないないでよね!
と顔に書いていないか、省みる必要がある