利用者さんに介護用品を紹介することがある。
しかし思うのだが・・・
どうして介護用品の商品名には、変な名前が多いのだろう・・・
たしかにアルファベットや数字だけの商品番号では、覚えにくいということもあろうが
ちょっと呼ぶには恥ずかしいものが多い。
例えば
①『~君・~ちゃん・~さん』系
すいくちくん ストローさん(吸い口器)
お知らせ君 呼び出し君(ナースコールタイプ)
すたこらさん(介護シューズ)
②ダジャレ系
アルコー(歩行器) → 歩こう!?
バスベンリー(入浴用具) → バス便利?
スベラーズ(滑り止め防止材) → 滑らず?
う~んダジャレ系は、少しセンスが悪いと言わざるを得ない
ダジャレワールド全開である。
スベラーズと言われても名前の時点で滑っている・・・
まあ、分かりやすいと言う点では理解できるが・・・
ただ、ケアマネとしてこれらの商品名を口にするのは恥ずかしい!
例えば・・・
『浴室では、このバスベンリーが便利ですよ!』
などと口にする場面がある
ダジャレ系に関しては、こちらの意思とは関係なく
相手側に私がダジャレを言ったと勘違いされる恐れがあるので不本意だ
似たような体験は日常生活でもありえる
よくあるのはケーキ屋さんの商品名である。
『気まぐれシェフのめろめろシュークリーム』
『ストロベリーショートケーキセレナーデ』
『恥ずかしがりやの妖精ロール』
注文したければ、口にせざるを得ない
しかし、このような商品名を、私のような40過ぎたおっさんが注文し
声に出すのはためらわれる。
恥じらいながら注文するおっさんの姿など見てしまえば
おそらく、周りの客などは笑いをこらえるのに必死になっている事だろう。
恥ずかしいので、はっきりと言えないで、ボソッと言ったりすると
店員が『え?』などと聞き返す始末である。
このような名前を二度も言わせるんじゃない! 少しは察してもらいたいものだ。
恥ずかしいのは妖精ではなく、こっちのほうである。
とまあ、少し話しは脱線したが
介護用品には、変な名前が多い事に納得していただいこどだろう
※商品名を出してしまったが、田舎ケアマネの独り言だとお許しいただきたい