介護業界のことについて

こんな福祉用具相談員はいやだ!

利用者さんにポータブルトイレを紹介することになった
福祉用具専門相談員と自宅へ行った

カタログを見ながら、利用者さんと家族と話をし
一般的な標準のポータブルトイレに決まりかけた、その時!

福祉用具専門相談員が
ウォシュレット付き、暖房便座付のフル装備ポータブルトイレを勧めてきた・・・
延々と商品の良さを説明し続ける
まるでテレビショッピングのようだ・・・
ただテレビショッピングと違うのは、おばちゃんの拍手や驚きの声がない
むしろみんな引いている・・・

確かに洗浄機能や暖房がつけば便利は便利だが
それが必要かどうかは別問題だ!

キーレスエントリーやナビ、ETCがあれば便利だが
それが必要かどうかは、個々の経済力や用途によって違うのだ
高級車の良さを延々と語られても、そこまでの機能が必要ないし、そもそも買えない・・・

介護保険は公費を使っているので、無駄遣いは許されない

介護業界では過度の営業は嫌われるという文化がある
特にケアマネは給付管理を任されているので
必要以上に高い単位数のサービスをゴリ押しされるのを嫌う

しかし、ケアマネが拒否すると
『ケアマネって本当、わかってないよね〜』
『ケアマネって何様なの? 制度の番人?』
と言われ嫌われてしまう 

まあ確かにサービス内容をすべてケアマネが決める
俺様ケアマネもいるのはいるが・・・