高血圧のケアプランの文例・記入例を作成しました!
・記録の書き方がよくわからない・・・
・文例・記入例を参考にして効率的に書きたい!
・監査や実地指導で指摘を受けないようにしたい!
そんな悩めるケアマネの参考になると思います!
是非ご活用ください♪
今後随時更新して追加していきます!
目次(もくじ)
利用者及び家族の意向を踏まえた課題分析の結果
本人の意向
体調を崩すことがあるが、病気の心配をせずに安心して生活したいです。 |
食事療法・管理を受けて、血圧がこれ以上高くならないようにしたいです。 |
高血圧により体重やカロリー制限があるが、おいしく食事を楽しみたいです。 |
高血圧があるが病状の悪化を防ぎ、健康的な生活を送りたいです。 |
高血圧があるが、食事や薬でコントロールを行い、病状を安定させたいです。 |
血圧をコントロールし健康的な生活を送りたいです。 |
血圧の上昇が心配です。安心して生活できるようになりたいです。 |
血圧が高く、体調不良になることがあるが、病気の心配なく生活したいです。 |
血圧が高いので、食事・栄養管理を行い、健康的な毎日を送りたいです。 |
血圧が高いが数値を安定させ、これ以上悪くならないようにしたい。 |
血圧が高いが食事をおいしく食べたいです。 |
血圧が高いが、出来る限り自分が食べたいものを食べたいです。 |
これ以上体重が増えないように食事と運動習慣を改善したい。 |
1人暮らしの為、栄養バランスの取れた食事が摂れていないです。バランスの良い食事を摂りたいです。 |
家族の意向
食事・栄養管理を行って、健康的な毎日を送ってもらいたいです。 |
高血圧ですが、出来る限り自分が食べたいものを食べてもらいたいです。 |
血圧をコントロールして健康的な生活を送ってもらいたいです。 |
血圧が高く、体調不良になることがあります。病気の心配なく生活してもらいたいです。 |
血圧が高いのでこれ以上の悪化を防いで、健康的な生活を送ってもらいたい。 |
血圧が高いので、食事や薬でコントロールを行って、病状を安定させたいです。 |
血圧が高いため体調を崩すことがあります。病気の心配をせずに安心して生活してもらいたいです。 |
血圧が高いため、食事療法・管理を受けて、病状が悪化しないようにしてもらいたいです。 |
安心して生活できるようにしてもらいたいです。 |
カロリーや水分量を適切に摂って血圧が悪くならないようにしてほしいです。 |
1人暮らしの為、栄養バランスの取れた食事が摂れていないので病気が悪くならないか心配です。 |
栄養状態を改善してもらいたい。 |
ケアマネの課題分析結果
【食生活について 】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、今後は食生活、運動不足を改善して病気の再発を予防していく必要がある。 |
【身体機能について】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適度に体を動かして肥満を解消する必要がある。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適度な運動量を、無理なく習慣づけられるようにする。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れることで、運動不足とストレスを解消する。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、少しでも自立した生活ができるように、リハビリテーションを行い運動機能の向上を図る。 |
【外出の機会確保について】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、廃用症候群を予防するために、外出して社会参加の場を作るようにする。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、外出の機会を確保して、閉じこもりや廃用症候群を予防する。 |
【健康管理について】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、高血圧を放置すると心臓疾患や脳血管疾患を発症するリスクがあるため、食生活の改善や運動する習慣の改善が必要。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動に注意する必要がある。 |
【服薬について】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防する。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適切な服薬管理を行い、血圧をコントロールしていく必要がある。 |
【日常生活について】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、生活習慣(食事、運動、睡眠)の改善により病気の再発を予防する。 |
【生活環境の整備について】 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、安全に生活できる住環境を整備して、生活領域を広げるようにする。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、住宅改修で手すりを取り付けることで、安全に移動できる範囲を広げていく必要がある。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、転倒することなく安全に生活できる環境を整備する。 |
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、福祉用具を活用することで、安全に移動できるようにする。 |
総合的な援助の方針
高血圧 |
これからもご本人の希望される在宅生活を少しでも継続していくために、関係機関での情報共有・連携を行いながら、下記の点に重点を置いて支援させていただきます。 ・食生活を見直し、塩分摂取量を控えバランスの良い食事が摂れるようにします ・病状の異変を早期発見できるよう、各関係機関との連携を密に行っていきます ・肥満を解消するために、適度な運動と適切な水分補給を心がけます ・適切な服薬管理を行い、血圧をコントロールします 【緊急連絡先】 |
病状管理 栄養管理 血圧 血糖 体重管理 |
病状が悪化しないように、定期的な病院受診と運動、栄養管理を行うことで、血圧と体重、血糖をしっかりとコントロールし、いつまでもご自宅で安心して生活できるように支援していきます。
【緊急連絡先】 |
高血圧 |
これからもご本人の希望される在宅生活を少しでも継続していくために、関係機関での情報共有・連携を行いながら、下記の点に重点を置いて支援させていただきます。 ・食生活を改善して、特に塩分を取りすぎないような食事が摂れるようにします ・適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れることで、運動不足とストレスを解消します ・生活習慣の見直しや薬物用法により血圧をコントロールしていきます ・病状の異変(急激な頭痛・胸痛・動悸)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有できるようにしておきます 【緊急連絡先】 |
ニーズ・長期、短期目標・サービス内容
①服薬でのコントロール
②適度に体を動かして肥満を予防する
③栄養バランスの取れた食事を摂る
④ストレスを発散する
病院受診・病状管理
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
高血圧症があるため体調に気をつけ、安心して自宅での生活を続けたい | 健康状態が安定し、毎日安心して過ごすことができる | 定期的な受診をすることで、健康状態を保つ | ・主治医の診察、助言、薬の処方 ・服薬確認 ・受診介助 ・バイタルチェック(血圧 体重測定) ・健康チェック(栄養面、水分量の確認) |
高血圧なので、病状管理をしっかりと行い、安心して毎日を過ごしたい | 病状が安定し、健康的な日常生活を送ることができる | 血圧のコントロールを行い、病状を安定させる | ・医師による高血圧の治療および薬の処方 ・定期的な血圧・体重測定 ・血圧測定および血圧数値を主治医へ報告する |
血圧に配慮しながら、脳梗塞の再発を防止したい | 健康的で、安心・安全な毎日を送ることができる | 血圧のコントロールを行い、病状を安定させる | ・定期的な血圧チェック ・主治医による指示・指導 |
血圧の心配をすることなく在宅生活を継続したい | 健康的で、安定した在宅生活を送る事ができる | 定期的に受診し血圧がコントロールできる | 定期受診 ・身体(健康)状態の確認及び把握 ・血圧測定、体重測定 ・薬の処方 ・予後予測 |
高血圧があるので、毎日の生活に配慮して健康的な毎日を送りたい | 血圧が安定して健康的な日常生活を送ることができる。 | 服薬管理をしっかりと行うことができる | ・薬の処方 ・服薬介助・声掛け ・服薬状況の確認(お薬カレンダー) ・服薬方法の指導 ・薬の服用を習慣づける |
健康的で穏やかな毎日を過ごしたい | 血圧が安定して、合併症の不安を解消する | 医療と連携し、病状の把握・健康管理を行う | ヘルパーの利用 ・ヘルパーによる通院介助 ・診察室にて医師の診断を記録する ・診察・治療費等の支払い ・服薬状況の確認、医師への報告 |
高血圧が悪化しないようにしたい | 血圧の数値を維持・継続させる | 血圧を安定させる | ・医師の指示による高血圧の治療 ・薬の処方 ・療養における助言 |
血圧の数値を維持・継続させたい | 脳梗塞が再発しないようにする | 薬の飲み忘れがないようにする | ・服薬カレンダーの活用 ・薬局に薬の一包化を依頼する |
運動
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
健康に気をつけて、活動的な毎日を送りたい | 血圧の数値を安定させる | しっかりと体を動かして、病状を改善させる | 毎日の散歩を日課にする ※心臓に負担がかからないようにする ※運動量は医師に相談して決める |
高血圧が悪化しないようにしたい | 血圧をコントロールし、自宅での生活を継続していく | 肥満を解消して、適正体重に近づける | ・定期的に運動を行う ※激しい運動は急に血圧が上昇し、心臓に負担がかかるので行わない ・毎日の血圧測定と記録 |
高血圧があるので、これ以上病状が悪化しないようにしたい | 病気の心配なく健康的な毎日を送る | 適度な運動を長く続けることで心肺機能を高める | 有酸素運動を行う ※普段の生活の中で散歩やウォーキング、ストレッチを行う |
血圧が高いので、これ以上体重が増えないようにしたい | 体を動かして病状を改善させる | 定期的に運動を行う | ・定期的に運動をして柔軟な体作りをする ・身体機能を維持する為、体を動かす機会を増やす |
体を動かして血圧を低下させたい | 血圧を下げて健康的な毎日を送る | 体を動かす習慣をつける | ・ストレッチで筋肉と一緒に血管を伸ばして、血液が流れやすい状態にする ・散歩など軽い運動を日課にして体を動かす |
食事
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
高血圧ため、食事療法・管理を受けたい | 血圧をコントロールし、自宅での生活を継続していく | 食事療法・管理を受ける病状を安定させる | 減塩された食事を摂る 栄養指導(食事量 水分量の把握) ・減塩食の提供 |
高血圧症なので、栄養管理に気をつけたい | 栄養バランスの良い食事を摂り、健康的な生活を送ることが出来る | 血圧を安定させる | ・減塩食の提供(配食サービス) ・ヘルパーによる買い物及び調理援助 ※塩分、甘いのもの摂りすぎに注意する |
血圧を安定させたい | 血圧をコントロールし、自宅での生活を継続していく | 食事療法・管理を受ける病状を安定させる | 健康チェック(服薬確認・体調確認) 栄養チェック(栄養、水分の確認) |
血圧が高い為、健康管理を行って脳梗塞の再発を予防したい | 脳梗塞の再発を予防し、健康的な生活を送る | 体重を標準体重に近づける | ・体重が増えないように栄養管理を行う ・減塩された食事を摂る ※塩、みそ、醤油などの調味料は使用料をできるだけ減らす |
血圧が高いので食事療法・管理を受けたい | 血圧を安定させる | 食事量や塩分などの栄養が管理された食事を摂り、脳梗塞の再発を予防する | 栄養管理および指導 ・配食サービス(減塩食) |
減塩食を摂りながら血圧の悪化を予防したい | 減塩食を摂りながら血圧の悪化を予防する | 暴飲暴食せずに、栄養バランスの良い食事をとる | 塩分量に配慮した食事の提供 |
バランスのとれた食事ができるよう食材の確保をしたい | バランスの摂れた食事を摂ることができる | 病状の悪化を防ぐことができる | ヘルパーによる買い物及び調理援助 ※塩分の摂りすぎに注意する ※野菜・海藻・果物などからビタミンやミネラルが多くとれるようにする |
入浴
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
高血圧なので入浴中ふらついて危険である | 安全に入浴することが出来る | 血圧が安定して、安心して入浴することが出来る | ・ヘルパーによる入浴介助 ※急激な温度変化に気を付ける ・転倒防止のための環境整備(シャワーチェア 、手すりの取り付け) |
自宅の浴室でゆっくりと入浴したい | 安全に入浴することが出来る | 入浴前後の急激な温度変化によるヒートショックを予防する | ・部屋間の温度差をなくす ・食後1時間以上空けてから入浴する ・入浴前と入浴後に水分を補給する ・風呂温度を上げすぎない ・あまり長湯しないようにする |
安心して入浴をし、身体の清潔を保ちたい | 自宅で入浴し、リラックスして過ごすことができる | 介助を受けて定期的に自宅で入浴することができる | ・入浴の一部介助・声掛け ・更衣の一部介助 入浴前の血圧測定・記録 ※入浴中止の数値を医師にあらかじめ聞いておく |
ストレス
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
不安になることが多いが、安心して睡眠をとりたい | 安心してぐっすりと寝ることが出来る | 生活リズムを整えて健康的な生活を送ることが出来る | ・適度に体を動かすようにする ・深呼吸やゆったりとした腹式呼吸 ※必要に応じて眠剤を使用する |
高血圧があるので、これ以上病状が悪化しないようにしたい | リラックスして健康的な毎日を送る | 病状の悪化を予防し、活動的な毎日を送ることができる | ・ストレスがたまらないように、気の合う仲間と会話をする ・適度に体を動かして良質な睡眠をとる |
血圧が心配だが、毎日心穏やかに過ごしたい | ストレスはなるべく早く解消し、心身ともにリラックスする | 自分なりのリラックス方法を見つけて実行する | 入浴、アロマテラピー、マッサージ、好きな音楽を聴く、好きな花を買ってくる |
病気がこれ以上悪くないようにしたい | 病気の心配を無くして、安心して生活することができる | 食事、睡眠、排便など生活のリズムを整える | ・適度な運動で肥満防止、ストレスを解消する ・ストレスがたまらないように、気の合う仲間と会話をする |
緊急時の対応
課題 (ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
必要に応じて入院できる体制を確保したい | 本人及び家族が負担や不安なく生活することが出来る | 必要に応じて入院できる体制を確保し、不安や負担を軽減する | 急激な胸痛や頭痛がある場合は、速やかに医師に連絡する |
緊急時でも安心して生活できる連絡体制を確保したい | 状態が急変した時も適切に対応してもらう体制を整備し、不安の無い生活を送る | 緊急時の連絡体制を確保する | 緊急時の対応と連絡先の確認 |
不安感を感じることなく生活したい | 緊急時の連絡体制を確保し、安心して在宅生活を継続させる | 緊急時に迅速な対応が受けられる体制が整い安心できる | 急激な血圧の変動がある場合は、速やかに医師に連絡する |
サービス担当者会議の要点
検討した項目 ① サービス提供上・日常生活における留意点 検討内容 【身体機能について】 【外出の機会確保について】 【健康管理について】 【服薬について】 【日常生活について】 【生活環境の整備について】 【緊急時の対応について】 結論 残された課題 |
専門職からの助言、照会、情報提供
医師
1日の中でも早朝は高く夜間は低い傾向にあります。一日に2回以上は測定を継続していきましょう。 |
急激な頭痛や胸痛がある場合また血圧変動時には医師に相談してください。降圧剤の種類により、動悸、 頭痛、ほてり感、 起立性低血圧などの副作用が現れる場合があります。 |
血圧の薬は、毎日同じ時間に飲みましょう。家庭での血圧が高くなくても勝手に薬を飲むのを中止しないでください。一時的に血圧が下がったからといって、自分の判断で服用を止めたりすると、血圧はまたもとに戻ってしまいます。 |
降圧剤の服用は血圧を適正値まで下げて、合併症を防ぐための対処療法です。服薬治療のみに頼るのではなく、運動や食生活などの生活習慣を改善させるようなケアプランを検討してください。 |
高血圧に起因した自覚症状があまりないため、治療をしない人も多いのですが、 高血圧の状態が長く続くと、脳梗塞や心筋梗塞、腎不全などの発症リスクが高くなるため治療は必要です。高血圧の治療は、①食事療法 減塩食を主とする。塩分摂取量 1日6g未満 ② 運動 : 軽強度の有酸素運動を毎日30分、または週180分以上 ③ 減量 BMI 25未満 ④禁煙です。 |
高血圧の状態が長く継続すると、心筋梗塞や脳梗塞、腎不全などの病気を発症するリスクが高まるので、早めの対策が必要だと思います。 |
高血圧治療薬の作用が強いと急激に血圧が下がることがあります。家族も含めてケアチームは日頃の血圧を把握しておき、異常値が測定された場合は速やかに医師へ報告してください。 |
高血圧症は放置すると、心疾患や腎不全、脳血管障害を発症するリスクが高くなります。そのため栄養指導や生活習慣の改善が重要です。①食事では、全体の摂取カロリーを抑え、塩分を摂りすぎないようにします。魚や大豆製品などたんぱく質を十分に摂り、食物繊維も摂れるようにしましょう。 ②利用者の血圧管理に関する情報は、ケアチーム全体で共有できるようにしてください。③外出の機会や軽い運動を習慣にするなどして、肥満を予防します。④入浴前後、起床時、 急に寒いところへ出るのはひかえてください。ストレスや喫煙などで血圧が上がるので、十分に配慮してください。睡眠もしっかりとりましょう。 |
定期的に血圧を測ってもらい、手帳やノートなどに記録していきましょう。また通院などの際には主治医に血圧を報告するようにしてください。 |
薬の効果を最大限出すために、また副作用を防ぐためには、医師に指示された通りの時間、量の薬を飲み続けることが重要です。 |
薬剤師
160mmhg/100mmhg以上が3回続く場合や100mmhg以下が3回以上続く場合は医師への相談が必要だと思います。 |
高血圧治療薬の作用が強いと急激に血圧が下がることがあります。家族も含めてケアチームは日頃の血圧を把握しておき、異常値が測定された場合は速やかに医師へ報告してください。 |
1日の中でも早朝は高く夜間は低い傾向にあります。一日に2回以上は測定を継続していきましょう。 |
降圧剤の服用は血圧を適正値まで下げて、合併症を防ぐための対処療法です。服薬治療のみに頼るのではなく、運動や食生活などの生活習慣を改善させることも重要です。 |
カルシウム拮抗薬はグレープフルーツなどと同時に摂取すると頭痛やめまいなどの症状が出る場合がありますので、服用期間中はグレープフルーツなどは食べないようにしてください。 |
薬の副作用が発生した場合は速やかに医師や薬剤師に連絡するようにしてください。(連絡先等を再確認した。) |
高血圧の状態が長く継続すると、心筋梗塞や脳梗塞、腎不全などの病気を発症するリスクが高まるので、早めの対策が必要だと思います。 |
定期的に血圧を測ってもらい、手帳やノートなどに記録していきましょう。また通院などの際には主治医に血圧を報告するようにしてください。 |
服薬管理の方法や副作用についての指導や助言を行っていきたいと思います。 |
血圧の薬は、毎日同じ時間に飲みましょう。家庭での血圧が高くなくても勝手に薬を飲むのを中止しないでください。一時的に血圧が下がったからといって、自分の判断で服用を止めたりすると、血圧はまたもとに戻ってしまいます。 |
生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防していきましょう。 |
適切な服薬管理を行って、血圧をコントロールしていく必要があると思います。 |
薬の効果を最大限出すために、また副作用を防ぐためには、医師に指示された通りの時間、量の薬を飲み続けることが重要です。 |
急激な頭痛や胸痛がある場合また血圧変動時には医師か薬剤師に相談してください。降圧剤の種類により、動悸、 頭痛、ほてり感、 起立性低血圧などの副作用が現れる場合があります。 |
看護師
急激な温度差はヒートショックを引き起こす危険性があります。屋内と屋外の温度差が極端にならないようにしましょう。特に冬場の入浴は浴室暖房やあらかじめシャワーやお湯などで浴室を温めておき、急激な温度変化によって血圧が変動しないように注意しましょう。 |
血圧の上昇を防ぐため、飲酒や喫煙についてはなるべく控えるようにしましょう。 |
高血圧を放置すると心臓疾患や脳血管疾患を発症するリスクがあります。食生活の改善や運動する習慣の改善が必要です。 |
適切な服薬管理を行って、血圧をコントロールしていく必要があります。 |
日頃から血圧や体重を記録する習慣をつけてもらい、健康管理を意識してもらう必要があります。 |
日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動に注意していく必要があります。 |
入浴の際は温度を熱くなりすぎないようにして、できる限り40度以内の温度にするようにしてください。また、できる限り肩を出して長湯にならないように注意が必要です。 |
入浴時の急激な血圧上昇により再発の危険性があるため注意が必要です。 |
排泄時には急激な血圧の上昇により再発の危険性があるため注意が必要です。 |
病気の再発を予防するため、生活習慣(食事、運動、睡眠)を改善していく必要があります。 |
病気の再発を予防するため、生活習慣の見直しや薬物用法により血圧をコントロールしていく必要があります。 |
病状の悪化を予防するため、十分な睡眠をとってストレスをためないような生活スタイルを確立する必要があります。 |
病状の異変(頭痛、胸痛、むくみ、血圧変動)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有できるようにしておく必要があります。 |
栄養士
塩、みそ、しょう油などの調味料を減らして、塩分を控えるようにしています。 |
血圧をコントロールするには、食生活を見直し、塩分摂取量を控えバランスの良い食事が摂れるようにする必要があります。 |
塩分や脂肪分を控えた食事の場合、料理が薄味になって食欲が減退してしまう可能性があります。しっかりとだしを効かせたり、薬味を取り入れるなど味にメリハリを利かせる工夫が必要です。 |
食生活については、できる限り魚や大豆、食物繊維などが摂れるように工夫しています。 |
肥満を解消するためにカロリー摂取量をコントロールしていく必要があります。 |
病気の再発を予防するには、食生活、運動不足を改善していく必要があります。 |
モニタリングで使える文例
【食生活について 】 |
食生活はある程度改善され、病気の再発を予防できている。血圧をコントロールするには、食生活を見直し、塩分摂取量を控えバランスの良い食事が摂れるようにする必要がある。 |
食生活が見直され、塩分摂取量を控えたバランスの良い食事が摂れている。 |
今後も血圧をコントロールしていくには、肥満解消のためカロリー摂取量が抑えられた食事が摂れるようにしていく必要がある。 |
加工食品や糖質脂質の多いものの食べ過ぎ、過度の飲酒は肥満や脂質異常症を引き起こし、血圧が高くなってしまうので、摂りすぎないように助言した。 |
塩、みそ、しょう油などの調味料を減らし、塩分を控えた食事が摂れている。 |
できる限り魚や大豆、食物繊維などを食べていただくようにしている。 |
【身体機能について】 |
適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れることで、運動不足とストレスが解消されている。 |
定期的に通所サービスを利用し、外出や体を動かす機会を作ることで、血圧の上昇や病気再発のリスクを抑えることができている。 |
定期的に外出の機会を確保することで、適度な運動量を、無理なく習慣づけられるようにしている。 |
体を動かして肥満を防止することが、血圧の上昇を抑え病気の再発リスクを軽減できることを説明、助言した。 |
自宅で閉じこもりがちで、体を動かす機会が減少しているので、定期的な運動や軽度の有酸素運動が血圧の上昇を抑え、病気の再発を予防できることを説明した。 |
高血圧予防・改善のために散歩などの有酸素運動を定期的に行うように助言した。 |
リハビリテーションを行い定期的に体を動かすことで、血圧の上昇を抑えることができている。 |
【外出の機会確保について】 |
デイサービスを利用することで外出の機会を確保して、閉じこもりや廃用症候群が予防できている。血圧の上昇や病気のリスクを抑えるためには、今後もデイサービスの利用が必要である。 |
外出して社会参加の場を作ることで、活動的な日常生活を送ることができ、適度な運動により血圧の上昇を抑えられている。 |
【健康管理について】 |
入浴前後、起床時、 急に寒いところへ出るのは控えるように助言した。 |
日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動を管理し、定期受診の際に医師へ報告している。 |
日頃から血圧や体重を記録する習慣をつけてもらい、健康管理を意識してもらっている。 |
定期的に血圧を測ってもらい、手帳やノートなどに記録し、通院などの際には主治医に血圧を報告するようにしている。 |
食生活の改善や運動する習慣を身に付けることで、高血圧による心臓疾患や脳血管疾患の発症リスクを抑えている。 |
【服薬について】 |
薬の効果を最大限出すために、また副作用を防ぐためには、医師に指示された通りの時間、量の薬を飲み続けることが重要であることを説明、助言した。 |
適切な服薬管理を行い、血圧をある程度コントロールできている。 |
定期的に血圧を測ってもらい、手帳やノートなどに記録するようにし、通院などの際には主治医に血圧を報告するようにしている。 |
生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防している。 |
高血圧治療薬の作用が強いと急激に血圧が下がることがあるので、家族も含めてケアチームは日頃の血圧を把握しておき、異常値が測定された場合は速やかに医師へ報告するようにしている。 |
血圧の薬は、毎日同じ時間に飲むことが重要であることを説明し、また一時的に血圧が下がったからといって、自分の判断で服用を止めたりすると、血圧はまたもとに戻ってしまうので、服用を独断で止めたりしないように助言した。 |
【日常生活について】 |
排便時に力んだり、トイレの中で身体が冷えたりすることで、血圧の急激な変動が心臓に負担をかけ、ふらつきや失神などにつながるため注意を促した。 |
入浴時の急激な血圧上昇によりヒートショックを起こす危険性があるため、浴室と脱衣所の温度差や長風呂、熱すぎる湯温には気をつけるように注意を促した。 |
生活習慣(食事、運動、睡眠)の改善により病気の再発を予防できている。 |
十分な睡眠をとりストレスをためないような生活スタイルができている。 |
最適な睡眠時間を確保できないと気づかないうちに疲労やストレスがたまり、血圧上昇につながるため、通所サービスで体を動かすことで、十分な睡眠時間確保につなげていきたい。 |
外出の機会を作ることで、適度な運動による肥満防止につながることはもちろん、人との交流によりストレスが解消され、血圧上昇の予防となっている。 |
【生活環境の整備について】 |
福祉用具を活用することで、安全に移動できている。 |
住宅改修で手すりを取り付けることで、安全に移動できる範囲が広がっている。 |
自宅に血圧計を常備することで、一日に2回以上の測定を継続できるようにしている。 |
安全に生活できる住環境を整備したことで、生活領域が広がっている。 |
安全に生活できる環境を整備することで転倒することなく生活できている。 |
【緊急時の対応について】 |
薬の副作用が発生した場合は速やかに医師や薬剤師に連絡するようにしている。(連絡先等を再確認した。) |
病状の異変(頭痛、胸痛、むくみ、血圧変動)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有している。 |
高血圧治療薬の作用が強いと急激に血圧が下がることがあるため、家族も含めてケアチームは日頃の血圧を把握しておき、異常値が測定された場合は速やかに医師へ報告できるようにしている。 |
【総合評価】 |
病状が悪化しないように、定期的な病院受診と運動、栄養管理を行うことで、血圧と体重、血糖をしっかりとコントロールしていく。 |
体重が増加傾向にあり、脳血管疾患や心疾患のリスクが高まる可能性がある。食事や運動によって血圧や血糖を管理していく必要がある。 |
今後も生活習慣の見直しや薬物用法により血圧をコントロールしていく。 |
今後は病状の異変(急激な頭痛・胸痛・動悸)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有できるようにしておく必要がある。 |
これからも本人の希望される在宅生活を継続していくために、食生活を見直し、塩分摂取量を控えバランスの良い食事が摂れるようにしていく必要がある。また適度な運動と適切な水分補給、適切な服薬管理を行い、血圧をコントロールすることで、病状の異変を早期発見できるようにしていく。 |
これからも本人の希望される在宅生活を継続していくために、食生活を改善して、特に塩分を取りすぎないようにしていく必要がある。また適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れることで、運動不足とストレスを解消していく。 |
①栄養改善や指導を行う(塩分を摂りすぎない)
②適度な運動を習慣づける
③冬場はヒートショックなどに注意する
④ストレスを発散して睡眠をしっかりとる