ケアプラン2表のリスク管理編!
リスク管理(リクスマネジメント)のケアプラン記入例を作成しました
・ケアプランの書き方がよくわからない・・・
・文例・記入例を参考にして効率的に書きたい!
・監査や実地指導で指摘を受けないようにしたい!
そんなケアマネの悩みが解決できると思います。参考にしてください
今後随時更新して追加していきます!
①転倒
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
転倒せずに安心して生活を続けたい | 安全に生活できる | 転倒を予防し、移動動作が安心・安全に行うことができる | 筋力増強訓練(上肢・下肢) |
転倒時に痛みや出血の確認を行い、速やかに対応できる体制を整備しておく | |||
転倒せずに安心して生活を続けたい | 安全に生活できる | 転倒を予防し、歩行が安全に行うことができる | 下肢筋力の向上訓練 |
移動時の介助及び見守り | |||
転倒せずに安全に歩行したい | 転倒のリスクを軽減して安全に生活する | 日常生活の活動領域が拡大する | 歩行器を使用しての歩行訓練 |
居室の床に危険なもの(コード ゴミ箱等)を置かない | |||
転倒を防ぎ、安全に歩行したい | 身体機能を維持する事が出来る | 転倒しない様に気をつける | 屋外歩行訓練 |
専門職によるリハビリシューズの選定 | |||
リハビリシューズの着用 | |||
下肢筋力低下がある為、転倒の危険性が高い | 転倒することなく安全に移動できるようになる | 転倒を防止する | 杖を使用しての歩行訓練 |
転倒防止のためセンサーを設置する | |||
下肢筋力低下がある為、支えがないと転倒してしまう | 転倒することなく安全に歩行できるようになる | 転倒を防止する | 下肢筋力アップのための歩行訓練 |
障害物の撤去および整理 | |||
床に不要なものを置かないようにする | |||
床が濡れていないか確認する | |||
右足を引きずって歩いているため、歩行が不安定である | 下肢筋力を鍛え、転倒予防ができる | 転倒せずに、歩行ができる | 下肢筋力トレーニング |
ベッド周りの床材をクッション性の高いものに変更する |
【手すり】ケアプラン記入例(文例)20事例ケアプラン記載例 手すり編!
福祉用具レンタル 手すりレンタルをまとめました
・ケアプランの書き方がよくわからない・・・
・文例・記...
②転落
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
転落に注意し安全に安心して在宅生活を維持・継続していきたい | 転落することなく安全に過ごすことが出来る | 転落しないように、ベッド周りの環境を整備する | 低床ベッドを使用する |
ベッドの高さや手すりの配置などを工夫して、安全に移乗できるようにする | |||
転落時に痛みや出血の確認を行い、速やかに対応できる体制を整備しておく | |||
転落することなく安心して生活したい | 転落を予防し、安全に移動・移乗する | 安全に生活できる環境を整える | ナースコールを押しやすい位置に配置する |
センサーマットを設置する | |||
日常生活でよく使用するものを手の届く位置に配置する |
③ずり落ち
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
車いすからずり落ちることなく安全に生活したい | 怪我をすることなく安心して毎日を過ごす | 車いすからのずり落ちを防止する | ティルト式の車いすを使用する。(角度調整) |
転落時に痛みや出血の確認を行い、速やかに対応できる体制を整備しておく | |||
定期的に座り直しの介助を行う | |||
椅子からずり落ちることなく安全に生活したい | 安全な日常生活を送る | 安全に生活できる環境を整備する | 座位が適切か確認を行う |
椅子や車いすのクッションを工夫する |
④誤薬
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
処方された薬を正しく服用して、病状を安定させたい | 処方された薬を決められたタイミングで正しく服用し、病状が安定する | 飲み間違いや飲み忘れが減り、服薬管理できるようになる | ・服薬の確認(用法・用量・副作用等の確認) ・薬の日付、時間を確認して手渡しする ・薬の飲みこんだか、こぼしていないかを確認する |
服薬を管理できず、飲み忘れや飲み間違いが多い | 自分で服薬管理できるようになる | 声かけや見守りを受けながら服薬できるようになる | ・服薬の管理(用法・用量・副作用等の確認) ・薬の一包化 ・ポケット付きお薬カレンダーの活用 ・誤薬した際の対応や連絡先のマニュアルを作成する |
服薬を確実に行い、健康に過ごしたい | 服薬を確実に行い、病状の安定を図る | 誤薬を予防する | ・服薬介助 ・水と薬の準備 ・服薬確認(飲み忘れないようにする) ・後かたづけ、確認 ・服薬介助の際に氏名、日付、タイミングを必ず確認する ・誤薬時は速やかに対応できる体制を整備しておく |
服薬を確実にして、病状を悪化させないようにしたい | 健康的な毎日を送ることが出来る | 服薬を確実に行う | ・服薬カレンダーの活用 ・服薬時の見守り及び声かけ |
病状が安定し、自宅での生活を継続させたい | 定期的な受診で健康管理を行い、病状の安定を図る | 薬の飲み忘れを無くす | ・服薬の声掛け ・薬のカレンダーの確認 ・薬の服用を習慣づける |
⑤誤嚥・窒息
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
認知症があり異物を口の中に入れてしまう | 安全に生活することが出来る | 安全に生活できる環境を整備する | 居室に口の中に入れそうなものは置かない |
窒息時、腹部を圧迫して異物を吐き出させる | |||
定期的に研修会を行い、緊急時の対応を職員に周知させる | |||
急いで食べてしまうことがあるが、むせずに食事をしたい | むせずに食事をすることができる | ゆっくりと食事をすることができる | 食事時、水分補給時の見守り、声掛け |
食事形態が適切か確認する | |||
水分にはとろみをつけ、食事は刻み食に変更する | |||
緊急時の対応を職員間で共有しておく |
⑥離設 帰宅願望 行方不明
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
安心して施設での生活を送りたい | 施設での環境に慣れ、安心して過ごすことが出来る | 安心して生活できる環境を整備する | 定期的な声掛けや見守り |
部屋になじみのものを置く | |||
家族からの手紙を準備しておく | |||
不安な気持ちを感じることなく安心して施設での生活を送りたい | 離設行為を予防し、安全に施設での生活を送る | 不安な気持ちを解消する | 定期的な声掛けや見守り |
友人や親しい知り合いを作る | |||
役割を持ってもらい気を紛らわせる | |||
必要に応じて電話を通じて家族と話をする | |||
職員との雑談 | |||
外出すると一人で戻れなくなることがあるが、不安なく生活したい | 本人及び家族が不安なく毎日を過ごすことができる | 定期的な見守り体制が確保され安心して生活する | 地域住民に声掛け、見守りの協力依頼をする |
徘徊感知器の導入(GPS) | |||
あらかじめ関係機関に情報提供(年齢や住所、身体の特徴)をしておく | |||
専門医の診療によって、症状の改善や悪化を防止する | 専門医の受診・治療・薬の処方 | ||
施設から無断で出ていく危険性がある | 離設の事故を予防する | 離設行為を予防する環境を整備する | ベッドにセンサーマットを設置する |
定期的な声掛けや見守り | |||
必要に応じて一緒に外出する | |||
持ち物にGPSの探知機をセットしておく | |||
持ち物や衣類に住所や連絡先を記入しておく | |||
警察や地域包括支援センターにあらかじめ情報提供しておく |
⑦他者とのトラブル
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
他者とのトラブル(暴言・暴力行為)があるが不安なく生活したい | 本人及び周囲が不安なく過ごすことができる | 専門医の診療によって、症状の改善や悪化を防止する | 専門医の受診・治療・薬の処方 |
暴言等がおこらないような環境を作る | 話を傾聴し内容は否定しない | ||
職員による見守りおよび声かけ | |||
座席(席順)を配慮する |
⑧表皮剥離・皮下出血
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
怪我をすることなく安全に生活したい | 怪我をすることなく安心して生活する | 表皮剥離を予防する | 表皮剥離しやすい部位をガーゼなどで保護する |
表皮剥離した際は速やかに看護師に報告する | |||
必要に応じて医療機関を受診する |
⑨ヒートショック
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
安全に安心して入浴したい | 不安なく入浴することが出来る | ヒートショックを予防する | 入浴前と入浴後に必ず水分を補給する |
食後1時間以上空けてから入浴する | |||
部屋間の温度差をなくす | |||
ゆっくり温まる | |||
浴槽の湯温をできるだけ低めに設定する | |||
長湯をしない | |||
浴槽から急に立ち上がらない |
⑩不潔行為
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
排便を触る行為(不潔行為)があるが安心して生活したい | 衛生的な生活が送れるようになる | 専門医の診療によって、症状の改善や悪化を防止する | 専門医の受診・治療・薬の処方 |
排便があっても触らないような環境を作る | 排便間隔を把握し、未然に予防する | ||
触ってしまった場合は速やかに手指を洗浄、消毒する | |||
他に汚染場所がないか確認する |
⑪異食行為
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
認知症のため、異食行動があるが安心して生活したい | 不安なく毎日が過ごせる | 専門医の診療によって、症状の改善や悪化を防止する | 専門医の受診、治療、処方 |
確実な薬の内服(服薬確認・お薬カレンダーの活用) | |||
異食行動がおこらないような環境を整備する | 口に入れると危険なものは近くに置かないようにする | ||
定期的に声掛け、見守りを行う |
⑫心停止
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
不安を感じることなく、緊急時の対応方法を確保したい | 不安を感じることなく、穏やかに生活できる | 緊急時に迅速な対応できる手順や連絡先を整備し、不安や心配をなくす | ・直ちに119番通報する ・ボタンやベルトなど衣類を緩める ・AED(自動体外式除細動器)の使用 ・心臓マッサージの実施 |
・AED(自動体外式除細動器)の実施訓練 ・心臓マッサージの実施訓練 |
⑬点滴の自己抜去
ニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
点滴を外し健康状態悪化の危険性がある | 適切な点滴を受け健康状態を維持していく | 点滴を外すことなく、定時に投与される | 目に触れないようにチューブの位置を工夫する |
点滴による不快感や痛みがないか確認する |
ケアプラン サービス内容 文例(認知症)180事例ケアマネはするべきことが多い!特に記録に追われて疲弊しています!
・記録の書き方がよくわからない・・・
・文例・記入例を参考にして効...