ケアプラン2表文例

【脳血管疾患】ケアプラン記入例(文例)100事例

ケアプラン1.2表の脳血管疾患編!
脳血管疾患のケアプラン記入例を作成しました。

・ケアプランの書き方がよくわからない・・・
文例・記入例を参考にして効率的に書きたい!
監査や実地指導で指摘を受けないようにしたい!

そんなケアマネのお役に立てると思います!参考にしてください。
今後随時更新して追加していきます!

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

本人

入院中にすっかり体力が落ちてしまった。リハビリを頑張ってまた孫の顔を見れるように頑張りたい。
リハビリを止めてしまって、また歩けなくなると思うと心配。退院後もリハビリを続けたい。
リハビリを頑張ってまた外出できるようになりたいです。
こんな姿になってしまって情けない。でもリハビリをして少しでも以前のように生活できるようになりたい。
家に帰ってもリハビリを頑張って、自分のことは自分でできるようになりたい。
入院中リハビリをして、しっかり歩けるようになったが、止めてしまうとまた歩けなくなる気がするので、退院してからもリハビリを続けたい。
脳梗塞の後遺症があり、日常生活に不自由があるが、なんとか自分でできることはやっていきたいです。
脳梗塞が再発しないように日常生活に気を付けて生活したいです。
嚥下障害があるので、誤嚥することなく安心して生活したいです。
構音障害があるので、しっかりとコミュニケーションを取っていきたいです。
脳梗塞を患ってから外出する機会が減っているので、以前のように外出の機会を作りたいです。
脳梗塞による半身まひが残っているので外出する機会がへってきている。
脳梗塞後遺症で半身まひが残っているが、自分で出来ることは自分で行って、家族に迷惑かけたくない。
脳出血後遺症により、麻痺が残っているが、転倒せずに安心して歩行したいです。
脳梗塞後遺症により体を動かすことが減っており体力が落ちているが、自宅での生活を維持したいです。
脳梗塞が再発しないように、定期的に主治医の診察を受けたいです。
脳梗塞が再発しないで、夫婦ふたりで穏やかに在宅生活を送りたいです。
病状の変化に気を付けて、病気の再発を防止したいです。
血圧が高いので、これ以上体重が増えないようにしたいです。

家族

今回の入院で筋力が低下してしまったようです。退院してからもリハビリと社会交流のためにデイサービスに通ってほしいです。
家にばかりいると歩けなくなるんじゃないか心配です。デイサービスに行ってリハビリしたり、いろいろな人と交流を持ってもらいたい。
自宅に帰ってくるのはうれしいが、また転倒するんじゃないかと心配です。
せっかく歩けるようになったけれど、リハビリを止めてしまうとまた歩けなくなるんじゃないかと心配。退院後もリハビリを続けてほしい。
自宅を生活しやすいように改修して、これからも安全に生活してもらいたいです。
これまで出来ていたことが出来ずにイライラしているようです。私も出来ることはしようと思いますが、介護保険で支援してもらいたいです。
本人が出来ていたことが出来なくなって一番つらいと思います。夫婦で何とか頑張って生活できるようにしていきたいです。子供達には迷惑をかけたくないです。
脳梗塞が再発しないように日常生活に気を付けて生活してもらいたいです。
脳梗塞を患ってから外出する機会が減っているので、以前のように外出してもらいたいです。
自分で出来ることは自分で行ってもらいたい。私も高齢なので自分のことで精いっぱいです。
麻痺が残っているので転倒しないか心配です。
脳梗塞後遺症により体を動かすことが減って体力が落ちているようです、リハビリをして体力や筋力を回復させてほしいです。
脳梗塞が再発しないで、夫婦ふたりで穏やかに在宅生活を送りたいです。
病状の変化に気を付けて、病気が再発しないようにしたいです。

ケアマネの課題分析結果

【服薬について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防する。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、医師の指示に沿った生活習慣の見直しと、薬物療法により病気の再発を予防する。
【外出の機会確保について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、ADLが低下しているため、意欲も低下傾向にある。外出の機会を持ち、心身機能の活性化と社会性の維持を図る必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、外出の機会を確保して、閉じこもりや廃用症候群を予防する。
【健康管理について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、脳梗塞が再発すると、後遺症が重度になる可能性があるので、食生活、運動、服薬管理をしっかりと行う必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動に注意する必要がある。
【日常生活について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、生活習慣(食事、運動、睡眠)の改善により病気の再発を予防する。
【生活環境の整備について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、福祉用具を活用することで、安全に移動できるようにする。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、転倒することなく安全に生活できる環境を整備する。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、住宅改修で手すりを取り付けることで、安全に移動できる範囲を広げていく必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、安全に生活できる住環境を整備して、生活領域を広げるようにする。
【身体機能について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適度な運動量を、無理なく習慣づけられるようにする。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れることで、運動不足とストレスを解消する。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、少しでも自立した生活ができるように、リハビリテーションを行い運動機能の向上を図る。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、できる限りベッドから離れて過ごすようにする。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、適度な運動とこまめな水分補給を行い、運動機能の低下を予防する。
【口腔ケアについて】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、誤嚥性肺炎の予防のため口腔内の衛生状態を保つようにする。
【介護者の負担軽減について】
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、介護者の負担やストレスを軽減する必要がある。

総合的な援助の方針

脳梗塞 半身まひ 糖尿病 高血圧
高血圧の診断があり、体重が増加傾向にあります。脳梗塞の再発リスクもあることから、今後は栄養管理、血圧管理、血糖値管理、運動促進に重点を置き、病状の安定と脳梗塞再発リスクを軽減することで、安心して健康的な生活が送れるように支援していきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

脳出血
脳出血の既往があり、今後も再発を予防する事が重要になります。血圧管理や栄養管理を十分に行い、また無理のない範囲で体を動かすことで、脳出血の再発リスクを低減し、不安なく穏やかな毎日が送れるように支援いたします。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

体重増加 再発リスク

運動不足や食事の管理が不十分で体重が増加傾向のあります。脳血管疾患再発のリスクもあるため、今後は食事、体重、血圧を適切に管理し、生活習慣を改善することで脳血管疾患再発のリスクを軽減すると同時に、適切な生活スタイルが習慣化できるように、ご本人の行動意欲、モチベーションを高めることをを目指していきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

リハビリ 栄養管理  運動機能向上
脳梗塞発症後、筋力・体力ともに低下しているので外出の機会を確保し、体を動かすことで食欲の増進と栄養状態の改善、そして運動機能の維持向上を図り、意欲的な日常生活が送れるように支援していきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

退院後 リハビリ デイサービス
脳梗塞で入院後、リハビリの効果もありフリーハンドで歩行が出来るまで回復しました。退院後、住み慣れた自宅での生活を継続していくには、身体機能の維持・向上と転倒予防が重要になります。具体的な重要事項は以下の通りです。
・デイサービスでリハビリを実施することで、身体機能の維持向上を目指します
・デイサービスで安全に入浴することで、身体の清潔を保持します
・運動と栄養改善により体力及び筋力の向上を目指します

【緊急連絡先】
長女勤務先 :(TEL:000-000-0000)
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院

リハビリ 病状改善 環境整備
これからも安心して安全に住み慣れた自宅で生活出来るように、下記の点に重点を置きながら支援させていただきます。
・以前のような筋力や体力に戻るようにリハビリ継続の支援を行います
・誤嚥性肺炎などにならないようにし、状態悪化を予防します
・安全に生活できるような環境を整備します

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

デイケア リハビリ 外出の機会確保
2回通所リハビリに行かれ、身体機能は現状を維持できています。高齢でもあり、無理のない範囲でリハビリを行い、下肢筋力強化・転倒防止を図ります。また、清潔の保持や外出の機会を確保することで、楽しみや生きがいを作るお手伝いをいたします。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

リハビリ 下肢筋力強化 環境整備
これからも安心して安全に住み慣れた自宅で生活出来るように、下記の点に重点を置きながら支援させていただきます。
・移動時に転倒・骨折がないように安全に生活できる環境を整備します
・下肢筋力が向上するように継続的にリハビリを行っていきます
・これまで出来なかったことが少しでも出来るように支援いたします

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院

リハビリ 健康維持 外出の機会確保
これからも安心して安全に住み慣れた自宅で生活出来るように、下記の点に重点を置きながら支援させていただきます。
・健康に気をつけて、活動的な毎日が送れることを目指します
・外出の機会を作り、体を動かすことで筋力体力の向上を目指します
・これまで出来なかったことが少しでも出来るように支援いたします

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院

麻痺 痛みの緩和 リハビリ
脳梗塞後遺症により麻痺が残り、 立位、歩行は長時間できなくなっておられます。在宅生活を継続させるためには現在の身体機能を維持していく必要があるので、今後も定期的にリハビリを行うことで、筋力と体力の向上を目指します。また医療機関にかかることで痛みを緩和し、不安と苦痛の無い暮らしができるように支援していきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院

リハビリ 環境整備 他者との交流
片麻痺があり一人での外出はて脳のリスクが考えられますが、何とか安全に外出できるようになりたいというご本人と家族の思いを実現するため、下記の点に重点を置いて支援していきます。
・転倒しないように安全に生活できる環境を整備します。
・定期的にリハビリする事で、自身で行なえる生活動作が増えていくように支援をしていきます。
・他者と交流をすることで日常生活の活性化を図り、生活意欲を引き出せるよう支援をしていきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

介護負担軽減 リハビリ 外出の機会確保 相談見守り
ご家族の献身的な介護を受けながら、在宅生活を継続されています。以前に比べ歩行状態が悪くなってきており、身体機能の低下による転倒や介護負担の増大が心配されます。今後も、夫婦二人三脚で在宅生活を継続していくには、ご本人の身体機能の維持向上と、介護者の負担軽減が不可欠です。具体的な重要事項は以下の通りです。
・リハビリを実施することで、身体機能の維持向上を目指します
・外出の機会を作ることで、ご本人の生きがいづくりと介護者の負担軽減を行います
・夫婦で力を合わせて在宅生活が継続できるような、相談見守り体制を構築します

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院

転倒 骨折 リハビリ 福祉用具
転倒による骨折を繰り返しており、痛みや筋力の低下が見られ、歩行や起居動作が不安定となっておられます。そのためベッド上で過ごす時間が増え、身体機能の低下が心配されます。今後も住み慣れた自宅で生活していくために、以下の点に重点を置いて支援していきたいと思います。
・身体機能の維持向上を図るため、デイケアでリハビリを実施いたします
・福祉用具を活用することで安全に生活できる環境を整備し、安全に安心して生活できるサポートをいたします
・再び転倒・骨折がおきないように、筋力向上と安全な生活環境の整備を行います

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

通所リハビリ 入浴 福祉用具貸与
脳梗塞発症後、麻痺が残り、下肢筋力の低下が見られますが、意欲的にリハビリを続けられ、日常生活においてご自分で出来ることも増えています。今後も継続してリハビリを行うことで、身体機能の維持向上を目指して、活動的な日常生活が継続できるように支援いたします。
・通所リハビリを利用することで身体機能の維持向上を目指します
・入浴の機会を確保し、身体の清潔保持ができるように支援します
・福祉用具を利用して、安全な環境で生活できるように支援します

【緊急連絡先】
長女勤務先 :(TEL:000-000-0000)
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

リハビリ 役割、意欲向上
本人の心身の状況や困りごとを把握した上で、望む暮らしの実現のために、リハビリや好きな事を継続し、充実感や達成感が味わえるような役割などを持っていただくことで、意欲を持ち続け日々過ごすことができるように支援させて頂きます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

リハビリ 運動機能向上
生きがいのある生活を実現する為、まずは外出できる行き先を作り、家族や友人との交流や趣味活動を再び行うことを目指します。そのために定期的にリハビリを実施し、運動機能の維持、向上と介護者の負担軽減ができるよう支援していきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

リハビリ
ご本人の生活スタイルやペースを尊重しながらも、リハビリや運動量を少しでも増やしていくことで、自分でできることが少しでも増えることを目指し、生きがいと役割を持って生活できるように支援していきます。

【緊急連絡先】
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主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

退院 リハビリ 栄養管理
退院後は安全に室内を移動できることを目標としてリハビリテーションを続けていきましょう。また同時に栄養バランスの取れた食事の確保と定期的な見守りを受けることで、安心して生活できることを目指します。

【緊急連絡先】
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主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

リハビリ 介護負担軽減
現在の身体状況を維持するため、リハビリテーションに積極的に参加していきましょう。今後もご本人が安心して自宅で暮らし、またご家族も、安心して外出することができるように支援を行っていきます。

【緊急連絡先】
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主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

婦二人暮らし 痛みの緩和 デイサービス
脳梗塞発症後、入浴などはご家族の介護を受けながら生活されています。家事全般に関してはご主人と協力しながら行われており、夫婦で力を合わせて日々の生活を送られておられます。今後も夫婦二人での生活を継続させていくには、ご本人の身体機能の維持向上と痛みの緩和を考えると同時に、ご主人の負担軽減を考えていくことが不可欠です。今後も下記の点に重点を置きながら支援をさせていただきたいと思います。
・リハビリによる身体機能の維持・向上を目指します
・医療機関の定期受診により病状の悪化および痛みの緩和を行います
・外出の機会確保により、家族の介護負担を軽減します

【緊急連絡先】
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主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院

専門医受診 病状悪化予防 多職種連携
病気に対する不安から日常生活に対して消極的になられている部分があります。一方で住み慣れた自宅での生活を継続したいという強いご希望もあるため、その実現のために下記の点に注意しながら支援させていただきます。
・専門医を受診し、精神的に安心して過ごせるように支援していきます。
・医療・介護サービスを利用することで、安全に安心して在宅生活が続けられるよう支援いたします
・病状の悪化、事故等の防止のため、各関係機関との連携を強化していきます

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

退院後 経管栄養
〇月〇日に自宅退院となりました。嚥下機能の低下により誤嚥性肺炎を繰り返され、現在では経鼻栄養となっております。ご本人やご家族は在宅生活への不安を感じておられますが、医療職と介護職等がチームとなって支援していくことで、在宅生活の継続を実現させていきたいと思います。
・主治医による訪問診療および訪問看護による医療処置が行えるようにします
・訪問リハビリにより、現在の身体機能の維持・向上を目指していきます
・定期的な入浴により身体の清潔を保てるようにします
・安全に生活できる環境を整備することで、介護負担の軽減を図ります
・病状の安定を図る為に、確実に服薬できるような体制を整備します

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

脳梗塞 退院後 住宅改修 通所リハビリ
脳梗塞を発症し長期の入院となりました。リハビリも無事終了し、ご自宅での生活を再開されることとなりました。意欲的なリハビリの甲斐もあって、身体的には以前と同様のレベルまで回復されました。退院に向けて、住宅改修による玄関の段差解消、手すりの取り付けを行い、安全に生活できる環境を整備いたしました。今後も通所リハビリの利用により継続的な機能訓練を行い身体機能の維持・向上を図り、安全に安心して生活を送って行けるように支援させていただきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

退院後 リハビリ
この度、病院を退院され、住み慣れた自宅に戻られることになりました。ご本人の望まれる自宅での生活継続を実現するために、下記の点に重点を置き支援していきたいと思います。
①外出の機会を作り、人との交流の機会を確保します。
②安全に生活できる環境を整備します
③リハビリを行うことで筋力・体力をつけることができるようにします。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

再発防止 食生活 薬物療法 運動療法の3本柱

今後もご本人の望まれる在宅での生活を継続していくためには、病状悪化や再発の防止が何よりも重要です。医師の指示に沿った食生活の改善、薬物療法、運動療法を3本柱として、健康的な生活スタイルを構築していきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容

ケアマネじゃあ
ケアマネじゃあ
脳血管疾患のケアプランを作成する際のポイントは!
リハビリ運動のよる機能低下防止
食生活の改善と栄養管理
③安全に生活できる環境の整備

病状管理・病院受診

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
脳梗塞の後遺症があり、日常生活に不自由があるが、なんとか自分でできることはやっていきたい 自分でできることは自分で行い、自立した生活を送ることができる 脳梗塞の再発を予防し、健康的な生活を送ることができる ・医師の指示による高血圧の治療および薬の処方・療養における助言
・服薬管理および指導
・バイタルチェック・体調確認・栄養、水分の確認
脳梗塞が再発しないように日常生活に気を付けて生活したい 血圧を安定させ、不安のない毎日を送ることができる 血圧のコントロールを行い、病状を安定させる 定期受診
・身体(健康)状態の確認及び把握
・血圧測定、体重測定
・薬の処方
・予後予測
高血圧が悪化しないようにしたい 血圧の数値を維持・継続させる 血圧を安定させる ・服薬の管理(用法・用量・副作用等の確認)
・バイタルチェック・体調確認・栄養、水分の確認
・定期的な体重測定、血圧測定
血圧の数値を維持・継続させたい 脳梗塞が再発しないようにする 服薬管理をしっかりと行うことができる ・薬の処方
・服薬介助・声掛け
・服薬状況の確認(お薬カレンダー)
・服薬方法の指導
・薬の服用を習慣づける
服薬を確実に行いたい 健康に気をつけて、活動的な毎日を送る 薬の飲み忘れがないようにする ・服薬カレンダーの活用
・薬局に薬の一包化を依頼する
健康に気をつけて、活動的な毎日を送りたい 脳梗塞が再発しないようにする 服薬・運動・栄養の管理を行い、病状を改善させる ・服薬の管理(用法・用量・副作用等の確認)
・運動の機会を確保する
・栄養管理および指導
病状の変化に気を付けて、病気の再発を防止したい 脳梗塞が再発しないようにする 定期的に受診して医師の診察を受ける ・医師の指示による高血圧の治療
・薬の処方
・療養における助言
脳梗塞が再発しないように、定期的に主治医の診察を受け、病状の安定を図りたい 定期的に通院できる体制を確保する 医療と連携し、病状の把握・健康管理を行う。 ヘルパーによる通院介助
・診察室にて医師の診断を聞く
・診察・治療費用の支払い
・薬の受け取り
・タクシーの手配
・院内での介助
脳梗塞の再発を防止し、自宅での生活を継続したい 定期的な受診で病状と健康管理を行い、脳梗塞が再発しないようする 薬の飲み忘れを無くす ・服薬の声掛け
・薬のカレンダーの確認
・薬の服用を習慣づける
脳梗塞が再発しないで今のように、夫婦ふたりで穏やかに在宅生活を送りたい 脳梗塞が再発しないで今のように、夫婦ふたりで穏やかに在宅生活を送ることが出来る 脳梗塞の再発を防止する ・主治医の診察、助言、薬の処方
・服薬確認
・受診介助
・バイタルチェック(血圧 体重測定)
・健康チェック(栄養面、水分量の確認)

運動・リハビリ

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
脳梗塞を患ってから外出する機会が減っているので、以前のように外出の機会を作りたい 地域の行事に参加できるようになる 近所まで歩いて出かけられるようになる ・散歩を日課にする
・デイサービスを利用する
(歩行訓練、他者とのコミュニケーション)
・近隣住民との関わりを持つ
脳梗塞があるため継続して治療を受けたい 病気の心配なく健康的な毎日を送る 適度な運動を長く続けることで心肺機能を高める 有酸素運動を行う
※普段の生活の中で散歩やウォーキング、ストレッチを行う
脳梗塞の再発を予防し、安心して在宅生活を送っていきたい 病状が悪化することなく、心身ともに安定した生活を送る 体を動かす習慣をつける ・定期的に運動を行う
※激しい運動は急に血圧が上昇するので行わない
※定期的に水分を補給する
・毎日の血圧測定と記録
脳梗塞による半身まひが残っているので外出する機会が減少している 以前のように友人と外出できるようになる 化粧をして外出する ・近くを散歩する
・家族と買い物に出かける
・化粧品を準備する
おしゃれをして外出したい 外出が習慣となって、生きがいのある生活を送る 美容院に行って身だしなみを整える ・近くを散歩する
・家族と買い物に出かける
・美容院の予約をする
脳出血後遺症により、麻痺が残っているが、転倒せずに安心して歩行したい 体を動かし、筋力を維持して健康を保つ 定期的な運動をして体の柔軟性を保ち、転倒しない体作りをする しっかりと体を動かして、病状を改善させる 毎日の散歩を日課にする
※体に負担がかからないようにする
※運動量は医師に相談して決める
※こまめに水分を補給する
脳梗塞後遺症で半身まひが残っているが、自分で出来ることは自分で行い、身体機能の低下を防ぎたい 現在の身体機能の維持ができる 転倒しないように気をつけ、安全に生活できる 通所サービスを利用する
・座位保持訓練
・立ち上がり訓練
・立位保持訓練
・リハビリシューズの着用
脳出血後遺症により麻痺が残っているが、転倒に注意し安全に安心して在宅生活を維持・継続していきたい 定期的にリハビリを行い体力をつけ、安全に過ごすことが出来る 転倒に注意して移動する 通所サービスを利用する
・機能回復訓練
・ストレッチ体操
・歩行訓練、
・ホットパック メドマー
・下肢筋力トレーニング
脳梗塞後遺症により体を動かすことが減っており体力が落ちているが、自宅での生活を維持したい 自宅での生活が今後も継続していく 体力や意欲が向上し、活力ある毎日送ることができる 通所サービスの利用
・個別機能訓練
・筋力アップ訓練
・趣味活動の参加
脳梗塞により麻痺が残っているが、今の筋力や体力が維持できるように外出の機会を確保したい 安心して在宅生活を送ることができる 安全に動作が行える リハビリテーション
・手足の反復運動
・立ち上がり運動
・骨盤運動
脳梗塞後遺症により、家族以外の人との交流機会が減少している  生活に意欲が持てる 気の合う仲間と楽しく過ごすことができる 通所サービスの利用
・レクリエーションへの参加
・リハビリ体操の参加
・他者との交流
・スタッフとの雑談
・外出行事への参加
血圧が高いので、これ以上体重が増えないようにしたい 体を動かして病状を改善させる 定期的に運動を行う ・関節可動域訓練と歩行訓練
・訓練内容の指導と自主トレーニング

食事・栄養改善

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
麻痺があり自力で食事を食べることが出来ないが、おいしく食事を食べたい 誤嚥することなく、安全に食事することができる 食事形態や姿勢を工夫することで安全に食事することが出来る ・食事形態の検討
・飲み込みやすい形に刻む
・食事の際の座位保持
・食事介助
※少しずつ介助し飲み込みを確認する
※声かけ、本人の意思確認をしながら行う
脳梗塞が再発しないように、食事療法・管理を受けたい 脳梗塞が再発しないようにする 食事量や塩分などの栄養が管理された食事を摂り、脳梗塞の再発を予防する 栄養管理および指導
※カロリー、塩分、糖分、脂肪を摂りすぎないようにする
※バイタルチェック・体調確認・栄養、水分の確認
脳梗塞後遺症により、麻痺が残っているため、自力で食事を摂ることが出来ない 介助を受けながら、自分でできることを少しでも増やしていく 食事をおいしく食べ、栄養状態を改善する 食事の一部介助・見守り・声掛け
※少しでも自分で食べられる様に食器や食事形態を工夫する
※食事中に座位が保てるように、椅子やクッションを工夫する
※できる限り自分で食べてもらうようにするが、難しい場合は介助する
食事療法・管理を受けたい 血圧をコントロールし、自宅での生活を継続していく 食事療法・管理を受け病状を安定させる 減塩された食事を摂る
栄養指導(食事量 水分量の把握)
・減塩食の提供
病気が再発しないように、栄養管理に気をつけたい 栄養バランスの良い食事を摂り、健康的な生活を送ることが出来る 血圧を安定させる ・減塩食の提供(配食サービス)
・ヘルパーによる買い物及び調理援助
※塩分、糖分の摂りすぎに注意する
血圧が高い為、健康管理を行って脳梗塞の再発を予防したい 脳梗塞の再発を予防し、健康的な生活を送る 体重を標準体重に近づける ・体重が増えないように栄養管理を行う
・減塩された食事を摂る
※塩、みそ、醤油などの調味料は使用料をできるだけ減らす
バランスのとれた食事ができるよう食材の確保をしたい バランスの摂れた食事を摂ることができる 病状の悪化を防ぐことができる ヘルパーによる買い物及び調理援助
※塩分の摂りすぎに注意する
※野菜・海藻・果物などからビタミンやミネラルが多くとれるようにする

口腔ケア

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
脳梗塞後遺症によりむせ込みやすいが、好きなものをおいしく食べたい 大好きな食事を楽しむことが出来る むせることなく食事を摂ることが出来る ・口腔ケアの実施
・口腔体操の実施
・食事形態の検討
・義歯の調整
嚥下障害があるが、誤嚥することなく安心して生活したい 食事中の不安を無くして、安心して食事をすることができる 誤嚥の危険性を少しでも低下させる ・食事形態および調理方法の助言
・トロミ剤の使用
・ゆっくりと食べるようにする
・食事中の見守り及び声かけ
脳梗塞の後遺症で嚥下障害があるが、誤嚥することなく安心して食事をしたい 健康に気をつけて、活動的な毎日を送る 嚥下障害があるが、誤嚥することなく安心して食事を摂ることができる 嚥下体操
(首のストレッチ、肩の体操、口の体操、頬の体操、舌の体操)
口腔ケアを行い、衛生的な生活を送りたい 口腔ケアを実施して清潔を保つ 口腔内の衛生状態を保つ ・口腔ケアや口腔体操を実施する
・かむ回数を増やして唾液の分泌を促進する
・正しい歯磨き習慣をつける
嚥下状態が悪く食事の量が減少している 嚥下機能が回復して食事量が確保できる 少しずつ食事量を回復させる ・口腔ケアを受けて栄養の補給を十分に行う
・食事形態の検討
・調理方法について助言を行う
・嚥下体操・マッサージ
嚥下状態が悪く食事の量が減少している 嚥下機能が回復して食事量が確保できる 少しずつ食事量を回復させる ・口腔ケアを受けて栄養の補給を十分に行う
・食事形態の検討
・調理方法について助言を行う
・嚥下体操・マッサージ

入浴

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
脳出血後遺症により右半身にマヒが残っているが、安全に入浴したい 身体の清潔を保つ事が出来る。 気持よく入浴する事が出来る ・洗身・洗髪・更衣の見守りおよび声かけ(体調不良は無理をせず介助を行う)
・水分補給
ふらつきがあって不安だが、安心して入浴したい 安全に安心して入浴できる 血圧の変動によるふらつきに注意しながら、安全に入浴できる ・入浴前のバイタルチェック
・入浴の一部介助、見守り
※体調不良時は足浴、清拭に変更する
麻痺があり一人で入浴するのは不安なので、少し手伝ってもらってお風呂に入りたい 定期的に入浴することができる 介助により、不安なく入浴することができる ・洗身、洗髪介助及び見守り(体調不良時は中止し、清拭が可能ならば清拭を行う)
・水分補給
・入浴後の整容(爪切り・薬の塗布)
体に負担がかからないように安心して入浴したい 体に負担がかからずに安心して入浴できる 定期的に入浴することが出来る ・定期的な入浴(入浴見守り、一部介助)
※ぬるめのお湯で長時間入らないようにする
※浴室と脱衣所の寒暖差に注意する(ヒートショック)
身体の清潔を保ち快適に生活したい 身体の清潔を保ち、気持ちよく生活ができる 定期的に入浴ができ、身体の清潔を保つことができる ・洗身・洗髪等の入浴の介助及び見守り
・入浴出来ない時の対応(手浴・足浴・軟膏塗布・清拭)
※長風呂にならないように注意する
筋力が低下しているが、自宅の浴室でゆっくりと入浴したい 自宅で入浴し、リラックスして過ごすことができる 安全に入浴できる環境を整備する ・手すりの取り付け
・シャワーチェアの活用(浴室内で安全に立ち上がる為に必要)
自宅の風呂で、安全に入浴できるようになりたい 自宅で安全に入浴できる 一人で安全に入浴出来るようになる ・浴室内の段差解消
・シャワーチェアの活用(浴室内で安全に立ち上がる為に必要)

排泄

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
脳出血後遺症により麻痺が残り、排泄に時間がかかるが、失敗することなく安心して排泄したい 排泄の失敗をすることなく、安心して排泄することができる 見守りや介助を受けながら排泄することができる ・排泄の声掛け、見守り、一部介助
・ズボンおよびパンツの上げ下げ介助
・排泄後の後始末を行う
自分でトイレに行けるようになりたい 自分1人でトイレに行けるようになる 職員の見守りを受けながら排泄することが出来る ・排泄間隔の把握
・定時のトイレ誘導・声掛け
・排泄動作訓練
動作に時間がかかり排泄に不安があるが、自分一人で排泄したい 自力でトイレに行けるようになる 福祉用具を活用して、安全に移動できるようになる 福祉用具レンタル
・歩行補助杖レンタル※一人で安全に移動動作を行うために必要
自分一人でトイレで排泄をしたい 介助なしで安全にトイレで排泄できるようになる 一部介助により安全にトイレで排泄できるようになる 福祉用具レンタル
・歩行補助杖レンタル※安全に歩行を行うために必要

環境整備

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
脳梗塞後遺症によりベッドからの起き上がりや立ち上がりが不安定である ベッド以外で過ごし、活動領域が広がる 安全に起き上がり立ち上がりができるようになる 特殊寝台及び付属品貸与(起居動作を転倒することなく行うために必要)
脳梗塞後遺症により麻痺がある為、歩行状態が不安定であるが、安全に移動、移乗を行いたい 安全に日常生活が送れる 転倒や転落の事故がおきないようにする 特殊寝台、特殊寝台付属品レンタル(安全な起居動作のために必要)
脳梗塞後遺症により麻痺があるが、転倒を防ぎ安全に歩行したい 身体機能を維持する事が出来る 転倒しない様に気をつける 車いすのレンタル(安全な移動のために必要)
脳梗塞後遺症により歩行が不安定であるが、転倒せずに安心して生活を続けたい 安全に生活できる 転倒を予防し、移動動作が安心・安全に行うことができる 車いすのレンタル(安全な移動のために必要)
脳梗塞後遺症により歩行が不安定な為、移動時には介助が必要である 安全に移動ができる 一人で移動動作を行うことができる 歩行器レンタル※一人で安全に移動動作を行うために必要
脳梗塞後遺症により麻痺があるが、転倒することなく安全に日常生活を送りたい 生活の質を維持する 転倒を予防し、トイレまでは歩いて行くことができる 手すりのレンタル(排泄時立ち上がり動作をスムーズに行う為必要)
脳梗塞後遺症により歩行が不安定であるが、安全に外出したい 安全に外出することができる 安全に玄関の出入りをすることができる 玄関上がり框手すり貸与(玄関の上がり框の段差の上り下りを安全に行うため)
脳梗塞後遺症により麻痺があるが、転倒することなく安全に日常生活を送りたい 安全に室内を移動できる 転倒しないような環境を整備する ・室内の段差解消
・絨毯のめくれや電気コードなどで転倒しないように安全面に配慮する

コミュニケーション

課題(ニーズ) 長期目標 短期目標 サービス内容
人との意思疎通を円滑にしたい 表情豊かにコミュニケーションをとる 口腔機能を向上させることでQOL向上につなげる(会話、笑顔) 頬などの口周りを鍛えるためのマッサージや、リハビリ
親しい友人と楽しく会話したい 口腔内の清潔を保つ 口臭を予防する 正しい歯磨きを習慣づける
脳梗塞の後遺症で言語障害があるが、意思疎通ができるようになりたい 言語障害があるが、意思疎通ができるようになる コミュニケーションの訓練を受ける体制を整える ・家族や知人との会話を継続する
・日々の安否確認や声かけ
・いろいろな人とコミュニケーションをとる
・生活歴や趣味、仕事を把握し、話を傾聴する
構音障害があるが、しっかりとコミュニケーションを取っていきたい 家族や友人たちとコミュニケーションをとり、生きがいのある生活を送りたい コミュニケーションの訓練を受ける体制を整える ・家族や知人との会話を継続する
・口腔ケアの実施
・言語リハビリテーションの実施

緊急時の対応

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容
病気が再発した時が心配 緊急時の連絡体制を確保し、安心して在宅生活を継続させる 緊急時に迅速な対応が受けられる体制が整い安心する 緊急時の対応と連絡先の確認
・再発時の対応
・意識消失時の対応
不安感を感じることなく生活したい 不安を感じることなく、安心して生活することが出来る 緊急時の対応、連絡体制を確保する 主治医との連携を密に行う
※嘔吐、ろれつが回らない、意識状態不良時には速やかに医師へ連絡する
新人ケアマネ
新人ケアマネ
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サービス担当者会議の議事録

検討した項目
① サービス提供上・日常生活における留意点

検討内容
① サービス提供上・日常生活における留意点
【服薬について】
・医師の指示に沿った生活習慣の見直しと、薬物療法により病気の再発を予防する
・適切な服薬管理を行い、血圧をコントロールする
・生活習慣の見直しや薬物用法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防する
・血液を固まりにくくする薬が処方されているため、怪我などで出血した際は血が止まりにくい可能性もあるので、チームで共有しておく必要がある

【緊急時の対応について】
・病状の異変(めまい・ふらつき・痺れ等)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有できるようにする
・急にろれつが回らなくなる、言葉が出ない、激しい頭痛などの症状が出た場合の対応方法をあらかじめ決めておく

【外出の機会確保について】
・外出の機会を確保して、閉じこもりや廃用症候群を予防する
・ADLが低下しているため、意欲も低下傾向にある。外出の機会を持ち、心身機能の活性化と社会性の維持を図る必要がある
・過度の安静は廃用性症候群を引き起こしてしまう可能性があるため、外出の機会を持ち他者と関わることで、心身機能の維持向上を図る

【健康管理について】
・日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動に注意する必要がある
・脳梗塞が再発すると、後遺症が重度になる可能性があるので、食生活、運動、服薬管理をしっかりと行う必要がある

【日常生活について】
・十分な睡眠をとりストレスをためないような生活スタイルを確立する
・入浴時の急激な血圧上昇により再発の危険性があるため注意が必要(ヒートショック)
・排泄時には急激な血圧の上昇により再発の危険性があるため注意が必要
・飲酒や喫煙についてはなるべく控えるようにする
・生活習慣(食事、運動、睡眠)の改善により病気の再発を予防する

【生活環境の整備について】
・安全に生活できる住環境を整備して、生活領域を広げるようにする
・転倒することなく安全に生活できる環境を整備する
・住宅改修で手すりを取り付けることで、安全に移動できる範囲を広げていく必要がある
・福祉用具を活用することで、安全に移動できるようにする

【身体機能について】
・適度な運動量を、無理なく習慣づけられるようにする
・少しでも自立した生活ができるように、リハビリテーションを行い運動機能の向上を図る
・適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れることで、運動不足とストレスを解消する
・できる限りベッドから離れて過ごすようにする
・適度な運動とこまめな水分補給を行い、運動機能の低下を予防する

【食生活について 】
・食生活、運動不足を改善して病気の再発を予防する
・低カロリー、低栄養の献立や調理方法についての助言や指導が必要
・脱水状態になると血栓ができやすくなるため、こまめな水分補給が必要
・バランスの良い食事が摂れるようにする
・塩分を控えたバランスの良い食事が摂れるようにする
・誤嚥性肺炎予防のため食事形態やポジショニングを工夫する

【口腔ケアについて】
・誤嚥性肺炎の予防のため口腔内の衛生状態を保つようにする

【介護者の負担軽減について】
・介護者の負担やストレスを軽減して、在宅生活の継続を支援する

結論
・今回のサービス担当者会議で提示したケアプラン原案内容について、利用者及び家族、ケアチームで協議した結果、原案通りに実施していくことで合意を得た。
・サービスの利用についてはしばらく様子観察していき、状態変化などがあった際に、内容について再検討する

残された課題
現状はしばらく状態観察とし、特に問題が無ければ次回プラン更新時にサービス担当者会議を開催して検討する。ただし、問題が発生した場合にはサービス担当者会議は開催する。問題や要望がなければ短期目標期間まで様子をみることとする。

専門職からの助言、照会、情報提供

医師

リハビリテーションはデイサービスの利用などに行ってもらい、自宅に閉じこもらないようにすることが重要です。デイサービスなどで体操やゲームをしたり、人と話をすることも十分にリハビリになります。
医師の指示に沿った生活習慣の見直しと、薬物療法により病気の再発を予防しましょう。
血液を固まりづらくする抗凝固薬や血栓を溶かす血栓溶解薬を服用中です。今後も適切な管理のもと服用を継続していきましょう。
降圧剤を服用されています。動機や頭痛、便秘、むくみなどの症状が現れた場合は、速やかに医師や薬剤師に連絡をしてください
再発すると、麻痺などの後遺症が段階的に重くなる可能性が高くなります。 高血圧、糖尿病、脂質異常症 が発症の危険因子となるため、食事療法、薬物療法、運動療法を3本柱とした生活習慣の見直しが必要です。これらに配慮したケアプラン内容を検討してください。
生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防しましょう。
脳出血が起こりやすい時間帯は血圧の変動が激しい日中です。また戸外に出たとき、入浴中、興奮時、排便時などに起こりや すい傾向があります。十分に注意が必要です。
薬の効果を最大限出すために、また副作用を防ぐためには、医師に指示された通りの時間、量の薬を飲み続けることが重要です。
薬の副作用が発生した場合は速やかに医師や薬剤師に連絡するようにしてください。(連絡先等を再確認した。)

薬剤師

薬の副作用が発生した場合は速やかに医師や薬剤師に連絡するようにしてください。(連絡先等を再確認した。)
薬の効果を最大限出すために、また副作用を防ぐためには、医師に指示された通りの時間、量の薬を飲み続けることが重要です。
適切な服薬管理を行って、血圧をコントロールしていく必要があります。
生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールして、病気の再発を予防しましょう。
降圧薬や脳のむくみをとる薬を服用中です。本人や家族に対して、管理方法や副作用についての指導や助言を行って行きたいと思います。
降圧剤を服用されています。動機や頭痛、便秘、むくみなどの症状が現れた場合は、速やかに医師や薬剤師に連絡をしてください
血液を固まりづらくする抗凝固薬や血栓を溶かす血栓溶解薬を服用中です。今後も適切な管理のもと服用を継続していきましょう。
医師の指示に沿った生活習慣の見直しと、薬物療法により病気の再発を予防しましょう。

看護師

病状の異変(めまい・ふらつき・痺れ等)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有できるようにしておく必要があります。
病気の再発予防のために、適切な服薬管理を行い、血圧をコントロールしていく必要があります。
病気の再発予防のため、医師の指示に沿った生活習慣の見直しと、薬物療法を継続的に行っていく必要があります。
病気の再発を予防するには、生活習慣の見直しや薬物用法により血圧をコントロールしていく必要があります。
脳梗塞が再発すると、後遺症が重度になる可能性があるので、食生活、運動、服薬管理をしっかりと行う必要があります。
日常的に血圧や体重の管理を行って、その変動に注意する必要があります。
血液を固まりにくくする薬が処方されているため、怪我などで出血した際は血が止まりにくい可能性もあるので、チームで共有しておく必要があります。
急にろれつが回らなくなる、言葉が出ない、激しい頭痛などの症状が出た場合の対応方法をあらかじめ決めておく必要があります。

栄養士

病状の悪化を防ぐため、バランスの良い食事が摂れるようにしていく必要があります。
病気の再発予防のため、塩分を控えたバランスの良い食事が摂れるようにしていく必要があります。
病気の再発を予防するため、食生活、運動不足の改善が必要です。
低カロリー、低栄養の献立や調理方法についての助言や指導が必要です。
脱水状態になると血栓ができやすくなるため、こまめな水分補給が必要です。
誤嚥性肺炎予防のため食事形態やポジショニングを工夫する必要があります。

モニタリングで使える文例

【外出の機会確保について】
病状の悪化と再発を防止するために、適度な運動習慣を継続していく必要がある。
関節の拘縮や筋力低下を防止するために、今後も継続的なリハビリテーションが必要である。
関節の拘縮、筋力や体力の低下を防止するためには、外出の機会を確保し、リハビリテーションを行っていくと同時に、自宅における活動もできる限り自分行うことが必要である。
外出の機会を確保して、閉じこもりや廃用症候群を予防できている。
過度の安静は廃用性症候群を引き起こしてしまう可能性があるため、今後も外出の機会を持ち他者と関わることで、心身機能の維持向上を図っていく必要がある。
デイサービスを利用することで外出の機会を確保して、閉じこもりや廃用症候群が予防できている。血圧の上昇や病気のリスクを抑えるためには、今後もデイサービスの利用が必要である。
ADLが低下しているため、意欲も低下傾向にある。外出の機会を持ち、心身機能の活性化と社会性の維持を図る必要がある。
【健康管理について】
脳梗塞が再発すると、後遺症が重度になる可能性があるので、今後も食生活、運動、服薬管理をしっかりと行う必要がある。
日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動を管理し、定期受診の際に医師へ報告している。
日常的に血圧や体重の管理を行い、その変動に注意している。
定期的に血圧を測ってもらい、手帳やノートなどに記録し、通院などの際には主治医に血圧を報告するようにしている。
気温の上昇により、汗をたくさんかくと、血液中の水分量が不足して血液がドロドロの状態になり、血栓ができやすくなるので、しっかりと水分補給をするように助言した。
【日常生活について】
排泄時には急激な血圧の上昇により再発の危険性があるため注意が必要
入浴時の急激な血圧上昇により再発の危険性があるため注意が必要(ヒートショック)
生活習慣(食事、運動、睡眠)が改善され病気の再発を予防できている
睡眠不足やストレスは病状悪化させる危険があるため、日中出来る限り起きて、体を動かす必要があるため、今後も継続して通所サービスの利用が必要である。
夏場にエアコンをつけたがらず、脱水状態になることがあるため、しっかりエアコンで室内を管理することと、こまめに水分を補給するように助言した。
飲酒や喫煙については今後も引き続き控えるように助言した
のどの渇きを感じにくくなるため、脱水を予防するために水分補給をしっかりと行うように助言した。
【生活環境の整備について】
麻痺や筋力低下により、常に転倒のリスクが伴うため、安全に生活できるように手すりが必要である。
福祉用具を活用することで、安全に移動、移乗が可能となっているため、今後も必要である。
脳梗塞後遺症による麻痺と筋力低下があり、移乗・移動動作の際に、転倒リスクがある。それらを軽減するために、手すりが必要である。
住宅改修で手すりを取り付けることで、安全に移動できている。
【服薬について】
適切な服薬管理によって、血圧をコントロールできている
生活習慣の見直しや薬物療法により血圧をコントロールできている
血液を固まりにくくする薬が処方されているため、怪我などで出血した際は血が止まりにくい可能性もあるので、チームで共有しておく必要がある
医師の指示に沿った生活習慣の見直しと、薬物療法により病気の再発を予防できている
【緊急時の対応について】
病状の異変(めまい・ふらつき・痺れ等)を早期発見できるようにし、緊急時の対応をあらかじめチームで共有している
急にろれつが回らなくなる、言葉が出ない、激しい頭痛などの症状が出た場合の対応方法をあらかじめ決めて、緊急時に速やかに対応できるようにしている
【身体機能について】
適度な運動や趣味活動を日常生活に取り入れ、運動不足とストレスが解消されている。
適度な運動とこまめな水分補給を行うことで、運動機能の低下を予防している。
通所サービスで仲間と励ましあいながらリハビリを行うことで、意欲を長く保つことができ、継続的に実施することが可能となっている。
関節の拘縮や変形の回復や予防のために、関節可動域訓練を実施している。
リハビリの中に好きなことを取り入れることで、楽しみながら継続的にリハビリを行うことができている。
リハビリテーションを行い定期的に体を動かすことで、血圧の上昇を抑えることができている。
リハビリテーションを行い運動機能の向上が図れている。
【食生活について 】
病状の悪化を防ぐため、バランスの良い食事が摂れるようにしていく必要がある。
配食サービスによって塩分を控えたバランスの良い食事が摂れ、病気の再発を予防できている。
肉の脂身などの動物性脂肪は、血液をドロドロにしやすくするのでできる限り控えて、食生活を改善するように助言した。
低カロリー、低栄養の献立や調理方法についての助言や指導をヘルパーが行っている。
脱水状態になると血栓ができやすくなるため、こまめに水分補給をするよう助言した。
食事形態やポジショニングを工夫することで誤嚥性肺炎を予防できている。
海藻類・葉物野菜・果物などに含まれる食物繊維を、できる限り献立に取り入れるように助言した。
パン、菓子類、加工食品などは、LDLコレステロールを増やす危険性があるので、できる限り控えるように助言した。
【口腔ケアについて】
麻痺や筋力の低下により入れ歯を押さえる力が弱っており、外れやすくなっている。歯科受診の必要性があると思われる。
舌やほおの筋肉の動きが低下しているので、まひ側に食べかすが残っていても気づきにくくなっている。今後もしっかりと口腔ケアを実施していく必要がある。
口腔内の衛生状態を保つことで誤嚥性肺炎が予防できている。
【介護者の負担軽減について】
麻痺や筋力低下により自力で行える動作が少なくなってきている。その分介護者にかかる負担は日々増加しており、介護者の負担軽減が在宅介護継続において不可欠である。
現在の本人の身体状況および介護者の状況等を考えると、介護サービスを利用することで介護者の負担を軽減させることが何よりも重要である。
ショートステイを利用することで介護者の負担やストレスが軽減できている
【総合評価】
本人の生活スタイルやペースを尊重しながらも、リハビリや運動量を少しでも増やしていくことで、自分でできることが少しでも増えることを目指し、生きがいと役割を持って生活できるようにしていく。
本人の心身の状況や困りごとを把握した上で、望む暮らしの実現のために、リハビリや好きな事を継続し、充実感や達成感が味わえるような役割などを持っていただく。
脳出血の既往があり、今後も再発を予防する事が重要になる。血圧管理や栄養管理を十分に行い、また無理のない範囲で体を動かすことで、脳出血の再発リスクを低減していく必要がある。
脳梗塞発症後、筋力・体力ともに低下しているので外出の機会を確保し、体を動かすことで食欲の増進と栄養状態の改善、そして運動機能の維持向上を図ることで、意欲的な日常生活が送れるようになる。
脳梗塞後遺症により麻痺が残り、 立位、歩行は長時間できなくなっている。在宅生活を継続させるためには現在の身体機能を維持していく必要があるので、今後も定期的にリハビリを行うことで、筋力と体力の向上を図る。また医療機関にかかることで痛みを緩和し、不安と苦痛を軽減していく。
脳梗塞が再発すると麻痺などの症状が重度化し、日常生活に支障をきたすようになる。さらに高血圧や糖尿病などの発症リスクも伴うため、医師の指示のもと栄養管理、服薬管理、血圧管理、運動管理をしっかりと行い、再発防止と生活機能の改善を図っていく。
脳血管疾患の再発リスク軽減の為、血圧や血糖値をしっかりと管理し、身体機能の向上や生活意欲の向上を目指す必要がある。
退院後は安全に室内を移動できることを目標としてリハビリテーションを続けていく必要がある。また同時に栄養バランスの取れた食事の確保と定期的な見守りを受けることで、安心して在宅での生活を継続することが出来る。
生きがいのある生活を実現する為、まずは外出できる行き先を作り、家族や友人との交流や趣味活動を再び行うことを目指す。そのために定期的にリハビリを実施し、運動機能の維持、向上と介護者の負担軽減ができるようする必要がある。
今後も本人の望まれる在宅での生活を継続していくためには、病状悪化や再発の防止が何よりも重要と思われる。医師の指示に沿った食生活の改善、薬物療法、運動療法を3本柱として、健康的な生活スタイルを構築していく必要がある。
高血圧の診断があり、体重が増加傾向にある。脳梗塞の再発リスクもあることから、今後も引き続き栄養管理、血圧管理、血糖値管理、運動促進に重点を置き、病状の安定と脳梗塞再発リスクを低下させていく必要がある。
血圧管理や栄養管理を十分に行い、また無理のない範囲で体を動かすことで、脳出血の再発リスクを低減していく必要がある。
家族の献身的な介護を受けながら、在宅生活を継続されている。以前に比べ歩行状態が悪くなってきており、身体機能の低下による転倒や介護負担の増大が心配される。今後も、夫婦二人三脚で在宅生活を継続していくには、本人の身体機能の維持向上と、介護者の負担軽減が不可欠である。