現在
ケアマネの実務についている人
または
ケアマネの資格取得を目指している人
ケアマネへの転職を目指している人に向けて書いている
★『ケアマネ(介護支援専門員)って何歳まで働けるの?』
★『ケアマネ(介護支援専門員)の定年って何歳までなの?』
今日はそんな質問に答えてみたい
結論から言えば『全く問題なくできる!』
目次(もくじ)
◆高齢であるからこそケアマネをやろう!
ケアマネの基礎資格は圧倒的に介護職が多く
次に看護職である
介護や看護の仕事は肉体労働である
入居者や患者を抱えたりする介助は肉体的に負担が大きく
腰や膝を悪くする職員も多い
また病院や施設勤務の場合は夜勤があり
不規則な生活は心身バランス崩してしまう可能性がある
介護職や看護職で働いていた人が
高齢に伴い肉体的な負担、不規則な生活への負担を感じ始めた時
是非ケアマネへの転職をお勧めしたい!
◆ケアマネは何歳まで働けるの? 定年は何歳?
ケアマネは何歳まで働けるのか?
この答えは
『体力が続く限り働ける』と断言できる
ケアマネの業務は
・相談業務(利用者や家族の相談に乗る)
・書類作成業務(パソコンでの資料作成等)
・サービス調整業務(訪問や電話・メール等で行う)
以上の3つが中心となる
見てお分かりのように
重たいものを持ったり、抱えたりするような肉体労働ではない
夜勤もないので生活スタイルが不規則になることもない
高齢になって体力に自信が無くなっても問題ないと言える
『何歳が定年か?』という質問には
職場(法人)の規定による!
としか言いようがない
それは
60歳かもしれないし
65歳かもしれない
ただ、現在のケアマネ業界の現状を考えると
ケアマネジャーは不足しており
ケアマネは体力仕事ではないので
60歳や65歳くらいで雇用契約を切るようなことは
ほとんどないと思われる
(※よっぽど人間的に問題があれば別だが・・・)
個人事務所でケアマネジャーの事業所を開設するのであれば
『定年なんて全く関係ない!』と言える
◆高齢ケアマネジャーの強み!
ケアマネジャーの平均年齢は高く
50代のケアマネが多く
60代、場合によっては70代の現役ケアマネもいる!
逆を言えば
ケアマネは高齢者の相談を受けるのが主たる業務であるため
20代や30代のような人生経験の浅いケアマネだと
★適切なアドバイスが出来なかったり
★高齢者や家族が不安になる可能性がある(言葉に重みがない!)
よって
高齢ケアマネの方が長い人生経験があり
アドバイス能力や提案力が高く
利用者や家族からの信頼度も高いと思われる
また高齢であるほうがコミュニケーション能力も高い傾向にあり
利用者の本音や目標などを聞き出すことにも長けている
つまり高齢であることによる『人生経験』は強力な武器になる!
◆ケアマネが高齢になって気を付けること!
①パソコンやインターネットの活用
現在、アセスメントシート ケアプラン作成 支援経過記録
これらは全てパソコンで作成することになる
また、最近では家族や医療機関との連絡、情報共有も
パソコンやスマホで行うことが増えつつある
『私は年だからパソコンは扱えません!』
などと言うことは出来ない
②ケアマネの資格を維持していく苦労
ケアマネは資格を維持するのに所定の法定研修(更新研修)
を受ける必要がある
研修名 | 時間 |
---|---|
実務研修 | 87時間 |
実務なし再研修 | 54時間 |
専門研修課程 Ⅰ | 56時間 |
専門研修課程 Ⅱ | 32時間 |
主任介護支援専門員研修 | 70時間 |
主任介護支援専門員更新研修 | 46時間 |
研修名 | 受講料平均 |
---|---|
実務研修 | 5万~6万 |
実務なし再研修 | 3万~4万 |
専門研修課程 Ⅰ | 2万~3万 |
専門研修課程 Ⅱ | 2万前後 |
主任介護支援 専門員研修 | 4万~5万 |
主任介護支援 専門員更新研修 | 3万~4万 |
これがなかなかの負担感で
5年ごとに更新研修を受けなくてはならない
研修を受けることは時間的にも、金銭的にも
ケアマネへのダメージが大きく
定年後に
『60歳過ぎたら、がっつり働くんじゃなくて、少し気楽に働きたい!』
と思っているケアマネにとって
これだけの時間と経済的コストがかかるのはつらいだろう
③3年ごとに大きく変わる制度(ルール)の理解
介護保険制度は3年ごとに大きくルールが変わる
加算や減算規定も増え
覚えることも数多くある
3年かけてやっと覚えたかと思えば、また法改正でルール変更・・・
そのルールブックたるや広辞苑3冊分はあるだろう
『ケアマネは法の番人』と皮肉を言われることもあるが
それくらい、介護保険制度を熟知しておかなければならない
高齢になって記憶力が低下していく中で
それができるかどうか・・・
★今日のまとめ★
①ケアマネジャーは高齢になっても問題なくできる
②高齢であるほうが、利用者や家族から信頼される可能性が高い
③パソコンが苦手だと書類の作成に時間がかかる
④書類作成・更新研修受講・制度改正などの負担感はある
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