利用者及び家族の生活に対する意向は双方が納得できる内容に
アセスメントにおいて最も重要なのは、利用者の思いに耳を傾け
利用者自身が自分の身の回りに起きていることについて
どのようにとらているか?
どのように感じているか?
これらを把握する事が重要
また
今後はどうしたいのか?
今後はどうなりたいのか?
これが主訴(デマンド)になる
主訴は
『これからも自宅で生活したい』
『これからも健康でいたい』
などのポジティブな表現の場合と
『膝が痛くて困っている』
『転倒しそうで怖い』
などのネガティブな表現になる場合もある
このような思いを第1表の
利用者及び家族の生活に対する意向に記載する
ここでのポイントは
利用者や家族の言葉をそのまま記載する
ケアマネが勝手に解釈を加えて表現を変えない事が重要
ケアマネが勝手にカスタムしてしまうと
利用者から
『あ~このケアマネわかっていないな~』
『え〜そんなこと言っていないしな~』
などと帰って信頼を失ってしまうことがある
利用者や家族の思いをそのまま記載し
『あ〜このケアマネは私たちのことをよくわかっているな~』
と思わせる事が重要
ケアマネはなぜ利用者及び家族の生活に対する意向が
ケアプランの一番最初に記載するのかをしっかりと理解する必要がある
また、利用者と家族の意向はそれぞれ違うので、必ず分けて記載する
また家族と言ってもどの家族かわからないので
長男 長男の妻 妻 妹など続柄で記載する
家族の意向がそれぞれ違う場合は分けて記載する
利用者と家族 また家族間でそれぞれの意向が異なり
それをケアプランに記載することが難しい場合は
支援経過記録などに意向を記載するようにする
ということで
利用者及び家族の生活に対する意向の記載方法まとめ
①利用者 家族が発した思いをネガティブであってもポジティブであってもそのまま記載
②利用者と家族の意向は分けて記載する
③家族という表現ではなく『妻』など続柄で記載する
④利用者や家族間で意向が異なり、1表に記載することが困難な場合は支援経過記録に記載する