生活とは基本的に
利用者自身が主体的に自分なりに組み立てていくもので
利用者自身の生活の向上維持に対する意欲があってこそ
初めて生活上の様々な問題を自らの事として解決していくことができる
生活は意欲に支えられてこそ楽しいものになるのではないだろうか?
もちろん高齢者は年齢を重ね、心身がだんだん弱くなるにつれ
その状態に合った生活の暮らし振りになっていくことが自然なことだ
若い頃からこれまで十分にがんばってきた
それなのに老後になってからも
さらに意欲的に生活することを強調しなくても・・・・
それを求められても・・・
できればゆったりと自然に生活してもらえれば良いのではないか?
という思いもあるかもしれないが
しかしゆったりとした生活と言ってもそれは
『サービスを受動的に受けてサービスに依存した楽しみのない生活』
を指すものではない
程度の差はあっても
その人らしく楽しみのある日々の営みでなければならない
意欲には高い低いの個人差がある
もちろん、意欲意欲の押し売りで
松岡修造のような意欲の押し売りになるのは
それはそれで問題がある
しかし
生活の楽しみを想い描くことができて
実現することができる力の源は
生活を自分自身で組み立てていくと言う
利用者自身の力なのだ
利用者に意欲が不足する場合には
利用者が楽しみのある生活をイメージできるようにして
意欲の向上を働きかけていく
このようなケアマネの働きかけが重要である
つまりケアマネの作るケアプランが
望む暮らしをイメージできるエネルギーにならなければならないのだ
ケアマネは利用者の楽しい生活を実現するために
ケアプランを作りたいと考える
だからケアマネにとっては作成したプランを
利用者が喜んでくれているかどうか?
これが重要なチェックポイントになる
あなたのケアプランは利用者が喜んでくれているだろうか?