ケアマネ主導による一方的な面接は避けるべきである
ケアマネ側から見た問題ばかりを確認することは
相手の訴えや心情、能力のような強みとなる部分も見逃しがちである
経験のあるケアマネほど、『自分が見たいように利用者を見ている』
それも無意識に
このような面接ではマイナスの部分が強調されやすく
ケアプランも弱い部分のみを強調するものになりがちで
弱みを介護サービスで補うようなケアプランになる
ケアマネは過去の経験から起こっている問題の原因を
きちんと確認せず
無意識にこれまでのパターン当てはめがちだ
例えば基礎資格が看護師であれば
医療的な側面からの支援を考えがちであり
病気や怪我ばかりを見てきた医療職はそのマイナスをロックオンし
いかにそのマイナス面をプラスマイナスゼロにしていくか?
という発想になりやすい
しかしケアマネは
相手の言葉をきちんと引き出しながら
利用者の気持ちや考えに理解を示し
さらに利用者が持っている強みにも着目し
その人らしい生活が送れるように支援していかなければならない
利用者の自立に向け
1情報収集(話を聞く)
2言語化(「話してもらった内容をケアマネジャーが整理して繰り返す)
3合意 (両者の思いにズレがないかを確認する)
これを繰り返すことが重要だ
くれぐれもKKK(経験 勘 コツ)
に頼ったアセスメントをしないように心掛けよう