アセスメントを学びたい

ICFを一言でいうならば

ケアマネ(介護支援専門員)をしているとよく目にする言葉

『ICF』

研修を受けるたびに聞かされ、講師が熱弁をふるってくれる

しかし・・・
何度聞いても『わかったような』『わからないような』
困ったやつ

それが『ICF』


私が考えるICFとは

ICFを一言で言うならば

『一部ではなく全体を見ましょう!』
『病ではなく人を見ましょう!』
『木ではなく森を見ましょう!』

ということになる
『おいおい!一言じゃねえし!』というつっこみは無視して
つまりはそういうことである

ケアマネ(介護支援専門員)は困りごとの解決を
主たる業務にしているため

困りごとや問題点
出来ないことや悪い部分に目が行ってしまいがちだ

しかし利用者にはできることもたくさんあるでしょ?『身体機能』
協力してくれる仲間や家族もいるでしょ?『環境因子』
在宅で生活したいという強い思いがあるでしょ?『個人因子』

そういうプラス面も含めた
利用者全体をしっかりと見ていきましょうね!
なぜならば、それらはそれぞれに強く影響し合っているんですよ!

ということになる

例えば、以前一緒に囲碁をしていた囲碁仲間から『環境因子』
『一緒にまた囲碁をやろうぜ!』
と声をかけられたなら、それをきっかけに
・リハビリ頑張ってみようか!
となり、それが
・歩行状態や健康状態の改善
につながり
・囲碁クラブに行ってみる『参加』
という正のスパイラルが回り始めるということです

そうすると、上記の6マスの中に
プラスに作用する波及効果の高いものを見つけることが出来れば
それをきっかけに正のスパイラル(好循環)が回り出すかもしれない

例えて言うなら
これを倒せばみんな倒れてくれる『一番ピン』を探そうぜ!
ということになる

一番ピンは6マスのどこに隠れているかわからない
どこに隠れているかわからないのだから
『身体機能』『健康状態』だけをみても見つけりませんぜ!

だから
『一部ではなく全体を見ましょう!』
『病ではなく人を見ましょう!』
『木ではなく森を見ましょう!』

ということになるのだ

さあケアマネ(介護支援専門員)はアセスメントにおいて
いわゆる『一番ピン』を探し

利用者の『元気スイッチ』『やる気スイッチ』を押さなくてはならない