『ケアマネって口だけよね』
と言われることがある
口ではたいそうなことを言っているが
やっていることはたいしたことない
またはやっていない
全てを電話一本で済ませようとするケアマネ
サービス利用の様子を全く見に来ないケアマネ
担当者会議ではエラそうなことを言うが、実践が伴わないケアマネ
直接介護の仕事ではないケアマネ(介護支援専門員)は
特に注意しなければ、他職種からそのように思われやすい
ところで
知識・技術にはレベルがある
そのレベルとは・・・
1 知っている
2 理解している
3 やっている
4 出来ている
5 教えている
1 知っているレベル
ケアマネとして、例えば研修や本でケアマネジメント技術の情報を入手する
2 理解している
これは例えば、研修会で講師が話していたことを、自分の事例に当てはめてみる
なるほど〜 講師が言っていたことはこのことか〜
3 やっている
学んだ知識をとりあえず実践でやってみる。当然失敗もあるだろう
講師の言っていた通りに出来ないこともあるだろう
それでも繰り返し実践してみる
4 出来ている
この時点で知識はスキルに代わり、無意識に実践できるようになり
失敗もほとんどなくなる。
5 教えている
人に教えるには、これらのステップを踏んで
失敗談や成功談なども交えながら伝えなければ、受講生の心には響かない
本や他人の受け売りでは心に届かない
レベル1〜5までのステップはいずれも跳ばすことは出来ず
地道に実践していくしかないが
多分多くの人たち(自分も含めて)はステップ3であきらめてしまうのだろう
何度繰り返しても失敗してしまい、モチベーションが低下してしまう
しかし、失敗は成功前ととらえ、くじけずに実践するのみである
出来ない 出来ないという人をよく観察してみると
『やっていない』ことがほとんどだ
俺は出来ると思い込んでいる人ほど
『出来ていない』ことが多い
ケアマネならば第4のレベル
主任ケアマネなら第5レベルまで到達しなくてはならないと思う
関連記事:口だけケアマネ