利用者さんや家族と初回に面談する際に注意しなくてはならないこと
それは2重の不安を抱えているということ
1.今後の在宅介護のことや身体、病気の不安
これは当然である。
自分がこれから在宅で生活できるのか?
歩けなくなったらどうしよう・・・
寝たきりになったらとどうしよう・・・
入浴はできるだろうか?
病気が進行するのではないだろうか?
これを理解していないケアマネ(介護支援専門員)はいないだろう
しかし、初回面談(インテーク)においてはもう一つの悩みを抱えていることに注目しなければならない
2.どんなケアマネだろうか?
つまり、自分を担当してくれるケアマネはどんなケアマネか?
話を聞いてくれるのか?
優しいケアマネだろうか?
適切な提案をしてくれるのか?
このような不安を抱えていることをケアマネは自覚しなければならない
例えば、我々が病気になり病院に入院する際に
病気のことだけではなく
医者の腕はいいのか?
話は聞いてくれるだろうか?
看護師は優しいだろうか?
このようなことを気にするはずである
そんなわけであるから
ケアマネは単純に介護内容の相談に乗るだけでなく
利用者や家族から
『このケアマネは自分たちのことを任せてもよいケアマネなのか?』
という視点でウォッチングされていると認識すべきである