ケアマネジャーの主張

ケアマネの体験利用

国の施策に『ケアマネジャーの平準化』と言うものがあるらしい
これはケアマネのレベルのばらつきをなくしていこうというものだ

う〜んケアマネのレベルのばらつきをなくす必要があるだろうか?
悪質でレベルの低いケアマネに制度を合わせるから
無駄な研修や書類を増やすことになり
優秀で質の高いケアマネを疲弊させてしまうのだ!
いい加減そのことに気づいてほしい

市内のラーメン屋の味にばらつきがあるからと言って
同じような味にする必要があるだろうか?
美味いところには行列ができるし
まずいところはつぶれるだけ
のことである

ケアマネのレベルを平準化する方向より
ケアマネの個性が発揮できるような方向のほうが建設的ではないか?

例えば
ターミナルや難病などにめちゃくちゃ強いケアマネや
成年後見制度などの支援に強いケアマネ
認知症に強いケアマネなど
それぞれの強みを生かすような方向のほうが良くないか?
そんなケアマネリストがあり
その中から利用者や家族、または病院や包括が選ぶわけである

また
一旦ケアマネがつくとケアマネを変更するのも気が引けるし、変更の方法もわからない

そう言った声にこたえるため
ケアマネも体験利用制度を取り入れたらどうか?

たとえば二つの事業所のケアマネに退院後のプランを提示させる
より適切なプランで親身に対応してくれるケアマネを利用者は選べるわけだ

そうすれば質の悪いケアマネは淘汰されていくだろう!
選ばれなかったケアマネは
『なぜ自分が選ばれなかったのか?』
真摯に受け止め、考えるだろう!

その他にも、ケアマネの口コミを公開する方法などの仕組み作りも必要だ

これが健全なあり方であり
利用者・家族、またケアマネにとってもWIN WINの関係になるのだと思う