ケアマネジャーの主張

新たなケアマネジメントツールは無意味!

ケアマネジャーの月刊誌や書籍を見る度に違和感を覚える

・もう悩まない!ケアプランの作り方
・わかりやすい!チャート式課題分析
・図で整理!利用者のアセスメント 
・これは使える!課題分析シート 
・目から鱗!〇〇方式アセスメント

ありがたいことにケアマネジャーのために
いろいろと新しい課題分析方法やケアプラン作成ツールを提案してくれている

しかしこれらを見るたびに思うことは
『それ、いいのかもしれないけど、すること増えるし・・・』

つまり、わかりやすく整理してくれるツールも
ただでさえ記録整理に追われているケアマネが
新たにツールを活用し、シートを作成することなど現実的にできないのである

『それをする代わりに、これはしなくて良い!』
といった代替えのものでなければ、とても時間を割く余裕がない

どこかの教育ママが
『あそこの塾はいいらしいよ!』
『この習い事をすれば賢くなるよ!』
と子供のことを思って習い事を増やしたがるのはいいが
当の子供は、絶対にしなくてはならない学校の宿題が山ほどあるのに
あれもこれもと習い事を増やされて、最終的にはつぶれてしまう状況と似ている

子供のことを思って
いやケアマネのことを思って
あれもこれもと親切に、提案してくれるのはありがたいが
新たにすることを増やすのなら
しないことも決めないと宿題に追われているケアマネにできるはずがない
制度改正のたびにすることを増やされてパンク状態のケアマネ
今どんなに良いツールを提案されても
新たにそれに時間を割くことなど到底できないのである!