ケアマネあるある川柳

【ケアマネあるある】口を出してくる家族の傾向と対策

ケアマネをしていると
本人と家族の意向が違うという場面に遭遇する

さらに家族間で意向が違うということもよくある

例えば
同居の長男の嫁
遠方に住む長女の意向が違うということもあるだろう

ケアマネとしては『すべての家族の意向をくまなく聞く』
などと言うことはとうてい不可能なので
当然、このようなケースは同居の長男や嫁の意向を
家族の意向として、ことを進めることになるだろう

ところが、たまに盆や正月などに遠方から帰省した長女が
あれやらこれやら介護について注文を付けてくることがある
私としては
遠方に長女がいることは認識していたが
これまで関わったこともないし、同居家族がキーパーソンであったため
完全にノーマークなのである

その注文内容は、往々にしてこれまでの介護計画をひっくり返すような内容だ
このような場合のクレームは家族間・兄弟間の不仲に起因しており
介護計画の内容がどうのと言うより
『あの嫁が勝手に決めている』などという感情から入ってくるので
たちが悪い

ケアマネは
同居の家族と遠方の家族の間に挟まれて
身動きが取れなくなる

不仲であるがゆえに、家族間の不満や愚痴が飛び出してくるが
ケアマネとして、どちらかの肩入れをするわけにもいかず
『どっちでもいいけど、兄弟間の揉め事に巻き込まないでよ!』
と心の中で叫ぶ

挙句の果てには『ケアマネは何をしていたのか?』
などと言いがかりをつけてくる始末である

『今まで何をしていたのか!』
と言いたいのはこちらの方である

そんなわけで
介護問題と言うものは、家族間の思いの違いが多々存在する

ケアマネは心して関わるべし!