ケアマネあるある川柳

【ケアマネあるある】困難家族だと思う3パターン

 ケアマネはアセスメントの際

家族構成を聞く必要があるが

その際に、 『げっ 嫌だな〜』と思うことがある


私の中で『嫌〜な予感がする家族構成』ベスト3は

1 同居の息子が『未婚で無職』

2 身元引受人が誰もいない

3 身内に同業者がいる

である


1 同居の息子が『未婚で無職』
についてはこちらの記事をご参照あれ
『妻支援  夫介護で  息子無職』




2 身元引受人が誰もいない
は当然であろう


今日は


3 身内に同業者がいる
についてお話しよう


これがなかなか面倒な話で

孫や姪あたりに介護関係者がいると
当然、介護者は、その孫などに『介護について』の相談をしている


相談を受けた、孫も『よし来た!』とばかりに
張り切って


『やれヘルパーを使え!』だの『こんなデイサービスがある』だの
余計な提案するのである


担当ケアマネにしてみると
これらの提案に助けられることは、まずなく
かえって『邪魔くさい』ことのほうが多い



介護者が『孫にこう言われたんですけど〜』と言いながら
相談にやってきたりすると、こちらとしても
スルーすることはできないのである


しかし、このようなケースは間接的関わりなので、まだましだが


ひどい場合は、直接電話してきたり事務所にまで乗り込んできたりして
ケアプランの内容に『ケチ』をつけたりすることもあるので
全くもって困りものである


その内容が『的を射ている』ものであれば、やむ得ないが
たいてい、中途半端にかじった程度の知識で
この地域の社会資源の情報もろくに知らず
『私は素人じゃないのよ!』

今にも言いそうなドヤ顔でイチャモンをつけてくるので
なんとも腹立たしい!


しかしケアマネとしては、こんな家族でも
一応利用者さんの家族なので
喧嘩するわけにはいかず
陰で涙を流し、ハンカチを噛みしめるしかないのであった・・・


もうここまで来ると、絶対言ってはいけないと思いつつも

喉元まで出かかっている言葉がある

直接は言えないので

心の中でこう叫ぶのであった・・・



『だったらあなたが担当したらどうですか?』