ケアマネってむかつく

なぜケアマネは『偉そう』だと批判されるのか?

『ケアマネって何様のつもり?』と言われることがある
『ケアマネってなんであんなに偉そうなの?』と言われることがある

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ケアマネの横柄な態度に、ムカついた人は多いはずだ
今回は『対介護サービス事業所』という視点で偉そうなケアマネを考える

私の考える偉そうなケアマネの特徴は4つ

①利用者を紹介してあげてる

現在の介護保険の制度上、ケアマネがデイサービスやヘルパーなどの事業所に対して、利用者さんを紹介するという図式ができている。

極端な言い方をすると『ケアマネがお客さんを運んできてくれる』とも言える!

これは紛れもない
動かしがたい事実なのだ!

そうなると、介護サービス事業所としてはケアマネにお客さんを紹介してもらわなければならない。そのような関係が、本来あってはならない上下関係を作ってしまい。ケアマネが上で介護サービス事業所が下と言うような『勘違いしたケアマネ』を作ってしまうわけである。

場合によっては、お中元やらお歳暮やら、無料見学会、無料昼食試食会と言う名の貢物を提供があり、そして、その見返りに利用者を紹介してもらうというような、お互いが持ちつ持たれつの関係で、いわゆる『越後屋とお代官様』のような『おぬしも悪よのう!』的な関係性ができてしまうこともある。
※ちなみにこれは法令違反!

また、そのような関係であるから、ケアマネの主張や言うことを聞いてくれない介護サービス事業所に対しては『自分の気に入らない事業所には利用者は紹介しない!』という暴挙に出るケアマネもいる。

もちろん、事業所のサービスの質が低い理由で紹介しないのであれば問題ないのだが、ケアマネの個人的な感情で、事業所の選択をするのは問題である

またケアマネ詣で』なるものがあるのをご存知であろうか?要は『ケアマネ営業』のことである。

ケアマネ詣でとは、介護サービス事業所が利用者を紹介してもらうために、ケアマネのところにパンフレットや事業所のチラシ、広報紙を持ってご挨拶に行くという行為を指す

その際に、『ケアマネさん是非うちに利用者さんをご紹介ください!』などともみ手をしながら低姿勢で挨拶するものだから、これもまたケアマネ自身のことを偉いと勘違いさせる要因の一つとなっている。

ひどいケアマネになると、『自分のところにあいさつに来ない事業所はけしからん!』と自分自身を神か仏かと誤解している超勘違いケアマネも存在しケアマネの評判を著しくおとしめている。



②机上でなんでも片づけてしまう

デイサービスやヘルパーなどのスタッフがケアマネに対して持つ不満のトップ3の中に

  • ケアマネは利用者のサービス利用の様子を全く見に来ない!
  • すべて電話で済まそうとする

と言うものがある

つまり、デイサービスやヘルパーなどの介護サービス事業所にしてみれば『自分たちが日々ケアしている様子をケアマネに見てほしい』という切なる思いがある。

状態が悪いときいつもと様子が違う時などは特に『ケアマネに様子を見に来てほしい』と願っている。

ところが、『偉そうなケアマネ様』は電話一本で報告を受けて、電話で指示をする。まる上司にでもなったかのような上から目線であれこれ指示だしする!

ケアマネは現場に足を運んでなんぼの世界で、フットワークの軽さこそケアマネの生命線と言える。ところが『偉そうなケアマネ様は』机上の電話一本で済ませ、自らは全く動かない・・・

③ケアマネの許可なく勝手なことをしてはダメ!

ケアマネはケアプランの作成責任者である。利用者や家族の思いをケアプランと言う形にして、ケアチームを目標に向かって動かしていく。(チームマネジメント)

つまり利用者の困りごとを解決して、さらには目標の達成を請け負っているのがケアマネジャーである。その責任感のためか、ケアプランの内容通り手順通りにケアが実施されないと、烈火のごとく怒り狂うケアマネがいる。

もちろん、ケアプランを無視して勝手なケアをされては困るのだが、全く融通が利かず『私の許可なく勝手な真似をされては困るのよ!』『そんな時は私の許可をもらってからにしてちょうだい!』と言わんばかりの勢いで介護サービス事業所を叱咤するケアマネジャーも中には入る。

そもそも、月に1〜2回しか訪問しないケアマネより、週に何度も利用者と会っている介護サービス事業所の方が、より具体的で、よりタイムリーな利用者情報を持っているのだ

『サービスは固定しやすく、ニーズは変わりやすい』と言われている。

常に利用者の生活は変化しているわけで、ケアプラン通りにならないからと言って、エラそうな態度を取ることなどあってはならない!

なぜ意思疎通がしっかりできないのか?自分にその原因があるのではないか?ケアマネは自らを猛省する必要がある。

ケアマネもチームの一員である以上、同じ目線で、同じ立場に立って介護サービス事業所からの意見を聞く謙虚さも必要である。

④ケアマネからの情報のフィードバックがない

ケアマネジャーは情報を欲する
・入院中の利用者さんの情報
・サービス利用中の様子

しかし、自分は情報の欲しがり屋さんで、少しでも情報が足りないと『報告がないのよね~』と不満を言う割に・・・

  • ケアマネ側からの情報提供はほとんどない!
  • 報告だけ求めて、その後どうなったのかのフィードバックは全くない

と介護サービス事業所側は不満を言う

会話はキャッチボール、人間関係はギブ&テイク

ケアマネからの情報提供も当然あってしかるべきである!

以上のような点から
『ケアマネはなぜあんなに偉そうなの?』
『ケアマネって何様のつもりなの?』

という批判が発生してしまうのではないだろうか?

我々ケアマネジャーはこうならないように、肝に銘じておく必要がある

★今日のまとめ★

・ケアマネは利用者を紹介する立場にあるため、『自分は偉い』と勘違いさせてしまう
・ケアマネはフットワークを軽くして、事件が起きている現場に駆け付けろ!
・ケアマネはケアプランに対するこだわりを持ちすぎることなく柔軟に対応する
・情報のやり取りはギブ&テイクである