多職種連携に関すること

多職種連携を上手くやる為のたった1つのコツ

多職種連携のキーワードは何か?

一言で言うならば『貢献』だ!

ケアマネや医療職の連携に関するアンケートを見ると
お互いに不満の言葉が連発されている。

情報をくれない
・連絡が遅い
・忙しい時間に連絡してくる
・医療の事を分かっていない
・医者の文字は解読できない

表現は違えど、大体このパターンだ

このような考えの方々は
『相手が〇〇だから ~出来ない』
というパラダイムを持っている。
『相手が悪いからうまくいかない』という色眼鏡だ!

相手に不満をぶつけても
相手からは不満が返ってくるだけだ

不満を言われた職種側は
『そこまで言うんだったら、こっちも言わせてもらいますが』
となるに相場は決まっている

多職種連携をより有機的に行うには
自分たちに貢献できる事は何かを伝えることである。
ギブアンドテイクではなく
ギブアンドギブだ!

相手に情報をもらう事を期待するのではなく
こちらからまず情報を提供するのだ

相手に『してもらえる事』を求めるのではなく
自分が『貢献できる事』をまず考えるのだ

ケアマネだったら、自分たちが医者に貢献できる事は何かを考えるのだ
もしかすると医者はケアマネの事を
『忙しい時に電話してきて、情報だけ欲しがる自分勝手な職種』
と思いこんでいるかもしれない

そうではないんだ!
ケアマネと連携すればこんなに良い事がありますよ!
ケアマネを仕事のパートナーにするとこんなメリットがありますよ!
ケアマネはあなたの患者さんの生活の情報をこんなに持っていますよ!

とまず医者に伝えなければならない

例えばケアマネの立場で言えば
『お客さんを紹介しろ紹介しろ』と営業ばかりかけてくるデイサービスはどうだろうか?
忙しい時に来て、自分たちの言い分ばかり言って帰るデイサービススタッフをどう思うだろうか?
お客さんを紹介しようと思うだろうか?

医者に『情報をくれくれ』と言っているのは
それと同じだ!

連携と言うのはお互いの貢献で成り立っているのだと思う。

医療職と上手く連携が取れないと嘆くケアマネが多い

話を聞いていると医療職に対する不満のオンパレード

例えば『情報をくれない!』

ならば問うが
ケアマネは入院時に医療機関へ情報を提供しているだろうか?
退院後、患者さんがどうなったかフィードバックをしているだろうか?

医療機関は入院前にどのような生活をしていたのか?
どのようなサービスを利用していたのか?
そもそもケアマネは誰なのかを知っておきたいはずだ

退院後、自分たちが退院調整した患者さんがその後どうなったのか?
設置した手すりは安全に利用されているのか?
おそらく知りたいはずだ

それを伝えるのはケアマネの役割ではないだろうか?

退院時の情報をもらいたいのならば
我々も医療機関への情報提供をしなければならない

情報くれない
連絡くれない
してくれない
やってくれない
『くれない族』になっていては
職種間の連携がうまくいくはずがない

多職種連携のコツは
テイク&テイクではなく
ギブ&テイクでもなく
ギブ&ギブ&ギブだ! 

図40