上司になると勘違いをすることがある
それは
『上司は部下より優秀であるべきだ!』
という勘違いだ!
私は長年ケアマネをやってきて
ここ数年では管理業務が中心の仕事をしている
いろいろと部下から相談を受ける事もあるが
部下のケアマネから教わる事も多い
自分の知らないことを知っているケアマネも多いし
自分には出来そうもないことを平然とやっているケアマネおり
素直に尊敬してしまう。
しかし、上司は部下より優秀であるべきだと錯覚していると
これらの出来事はすべて『不快な出来事』に変わってしまう
妙なプライドによって部下の能力の高さに嫉妬しまうのだ
有名な話だが
イチローが新人だった頃、当時の監督であった土井監督は
イチローの振り子打法を認めず、2軍に落とした。
一方その後の仰木監督はイチローの才能を見抜き、振り子打法を認めた
この両監督の違いは・・・
『自分の知らないことは認められない!』
という考えと
『自分にはわからないがやってみろ!』
と言う考えの違いだろう
部下の能力を最大限発揮させるのが上司(リーダー)の役割だ
そもそも部下と上司では戦っている土俵が違うわけなのだから
素直に部下の能力を認め、尊敬する気持ちが必要なのだ
『上司は何でも知っていて、部下は何も知らないはず』という物差しは捨ててほうが良い
『上司は常に部下より優秀であるべきだ』という色眼鏡も捨てた方が上司も楽なはずだ
部下の成長や能力の高さを
素直に喜べる上司と
嫉妬してしまう上司とでは
組織のパワーは雲泥の差となる