介護はチームワークが重要だ!
そのチームの要の職種となるのがケアマネなのだが
そのケアマネジャーの態度にムカついた人も多いだろう
よく言われる声として
『ケアマネはなぜあんなに上から目線なのか?』
と言われることがある。
私は気が弱いほうなので、そのようなことを言われたことがないが、
世間一般的にケアマネは上から目線の人が多いと言われている。
★この記事に書いてあること★
ケアマネのムカつく態度3選!
①利用者を紹介してやっているという態度
②情報を欲しがるばかりでフィードバックしない態度
③ケアマネの許可なく勝手に物事を決めるなと言う態度
①利用者を紹介してやっている!という態度
『利用者』 『 お客さん』を紹介してあげている。
と言う意識が、その横柄な態度につながっているのではないか?
実際に利用者を紹介してもらうために
ケアマネのところへ営業をしているサービス事業所も多く
『是非うちに利用者様をご紹介ください!』と
パンフレットやら
リーフレットやら
新聞 チラシやら
カタログやら
を持ってくるサービス事業所は後を絶たない
世間ではこれを『ケアマネ詣で』と呼んでいるらしい
こんなことをされるから
一部のケアマネは勘違いして
横柄な態度を取るようになるのだと思われる。
チームワーク チームアプローチが原則のケアマネジメントにおいて許しがたい態度だ!
介護の仕事は相手を『理解する』 ことが重要だ
理解する=Understand (英語で)
アンダースタンドは直訳すると『下に立つ』と訳される。つまり、利用者であっても、家族であっても、他職種であっても信頼関係の構築のためには相手を理解する。下に立つ(相手の身になる)。これこそが基本中の基本
対人援助のエキスパートたるケアマネが、上から目線などはあってはならない!
②情報を欲しがるばかりでフィードバックしない態度
『ケアマネは連絡、報告をくれというが、その後どうなったかの連絡が全く無い』
つまり 情報をくれくれと自分は欲しがるくせに提供した情報に対する回答とかフィードバックが全くない!
ということだろう!
ケアマネが『どんな細かいことでもいいので連絡、報告がほしい』というのは間違いではない。
例えば
- 利用者の体調が悪いのでデイサービスの途中で帰ったとか
- 利用者の希望で今日の援助は中止になった
などの連絡は、やはりケアマネ側にしてみれば
『サービスが予定通り実施されているのか』
『利用者の体調に変化はないのか』
といった視点でケアプランを見直していく必要があるので、頻繁に利用者の状態を確認しているサービス事業所からの情報は貴重である為、是非こまめに連絡は頂きたい。
(決してケアマネ様の許可無く、何事も決めてはならないという意味ではなく)
しかし、一方でケアマネもこまめな連絡、報告を期待するのなら、受けた報告に対してのフィードバックが必要である。自分には報告を要求し、自らは何の連絡もしないというのでは、『ケアマネって何様のつもり?』といわれても仕方あるまい。
やはりギブ&テイクである。
いや気持ちとしてはギブ&ギブくらいでちょうどいい。
ケアマネの許可なく勝手に決めるな!という態度
ケアマネジャーはケアプランの作成責任者であるため、サービス内容の変更や追加などは把握する必要がある。
ところが利用者や家族がサービス事業所とダイレクトに話をして、物事が決まってしまうケースがある
そんな時に
『私の許可なく勝手にサービスを変更しないでください!』
と真上から降臨してくるケアマネ様がいらっしゃる
ケアマネが言うように、介護保険はサービスの変更に際しても一連のケアマネジメントプロセスが必要なので、勝手にポンポンとサービスをケアマネ抜きで変更されても困るが、しかし、なぜケアマネ抜きでサービスが決まってしまったのかという、自分の落ち度も認識すべきであるし
『ケアマネの許可なく』などと介護保険制度の番人のような態度は、チームワークを乱すことになるだろうということで、これらの態度によって多くの人が『ケアマネってむかつく!』と感じているのだ