ケアマネの教科書

ケアマネのやりがい

人が最も生きがいを感じる事は何だろうか?

お金か?

お金持ちになって、豪邸に住み、高級車を乗り回すこと?

それらに生きがいを感じているなら
無人島で豪邸に住み、無人島で高級車に乗り回してみればわかる
おそらく、そこに生きがいなどないはずだ!

なぜか?

人は人との関係性の間に存在しているからだ

そこには『自分のことを認めてほしい』という欲求がある
高級車に乗っている人の根本の心理もそうだ
『どうだ! 僕は一生懸命仕事して買ったんだぞ! すごいだろ!』

と他者に認めてもらいたい
その人にとって、人に認めてもらう手段が高級車なのだ

それはそれでよいと思うが

我々ケアマネジャーの収入で
豪邸に住み、高級車を乗り回すことは、普通に考えたら難しいであろう
(中にはそんな人もいるかもしれないが・・・)
ならばケアマネは不幸か?と言えばそうではない!

人に認めてもらうことが人間の欲求であるならば
『人の役に立つ事』ことで人に認めてもらうことができるからだ

人間の究極の生きがいは『人の役に立つこと』だと思う

お金だけが生きがいであるのならば
なぜビルゲイツやタイガーウッズはいまだに働き続けるのか?
また、生活に困らないだけの財産を持っている人がなぜ仕事を続けるのか

それは『人の役に立ちたい!』という欲求があるからではなかろうか?

死ぬ間際に
『あ〜もっとお金を稼げばよかった〜』と後悔している人を見たことがないが
『あ〜もっとあの人の役に立ちたかった・・・』と後悔している人は多い

どんな仕事も、だれかの役に立っているし、
どんな仕事であっても尊いと思うが

ケアマネほど『誰かの役に立てているな〜』っと
感じることができる仕事もそうない!