当事業所には複数名のケアマネが勤務している
ベテランから新人までいろいろであるが
最近の傾向として
ケアマネの指名が増えている
指名と言っても
ホストなどのように個人の指名もあるが
ケアマネの属性についての指名も少しずつ増えている
①基礎資格が医療系か介護・福祉系かでの指名
特にガン末期や難病疾患がある場合などは
看護師などの医療系資格を持つケアマネを希望する方がおられる
この場合、利用者や家族からの指名というよりも
医師や医療相談員からの指名である
②性別での指名
これも最近よくあるケースだが、圧倒的に女性を指名されることが多い。
やはり女性のほうが、優しく気配りができるということなのだろうか?
男勝りの女性も多いし、女性のような男性も多いのだが・・・
利用者がまだ2号被保険者などで若い女性の場合などは、圧倒的に女性指名である
男性が指名されることはないのか? と考えてみると・・・
同居の息子がアル中だったり、精神疾患があるケースなどは男性指名のこともある
何か危険なことがあっても体を張って立ち向かえ!
ということなのだろう・・・
とは言うものの、やはり多くの利用者は
その属性よりも、純粋に良いケアマネジャーを望んでいるに違いない
『良い医者との出会いが、その患者の命を左右する』
『良いケアマネジャーとの出会いが、その利用者の人生を左右する』
これからはケアマネも選ばれる時代である
利用者から指名されるくらいのケアマネにならなくてはならないと思う
次期介護保険改正でケアマネジメントの利用者負担が生じる可能性もある
金を出せば口を出したくなるのが人情だ!
今以上に高品質のケアマネジメントが求められるのは間違いない!