年末年始の休みも終わり、仕事が始まった
年始の恒例行事と言えば
・サービス事業所からのあいさつ回り
・サービス事業所からの年賀状
私の居宅は400人以上の利用者さんを担当しているので
事業所からの新年の挨拶と年賀状は結構来るほうだ
ありがたいことだとは思うのだが
それと同時に『毎年事業所のみなさんも大変だな〜』
っとついつい
他人事のように感じてしまう
さらには上から目線になってしまう
いかんいかんと思いつつ
こんな現状が『世の中に俺様ケアマネを増産させるのだろうな〜』
とこれもまた他人ごとのように感じてしまうのであった
私のブログにも『ケアマネ 年賀状 どうする?』という検索キーワードで
アクセスしてくる人も多かった
悩むぐらいならやめたらいいのに・・・
事業所にとって、新年の挨拶も年賀状も手間のかかることだし
やらなくて済むものであれば、やりたくないことなのだろうが
『ケアマネに利用者を紹介してもらうため』
という人質を取られているような実情があり、やむなくやっている人が多いのだろう
しかし、私はそんなやりたくもないことにエネルギーを注がず
デイサービスでもヘルパーでも
『ケアの質をアップさせることに力を入れたほうが良いのにな〜』といつも考えている
ケアマネ(介護支援専門員)にしてみても
死ぬほど忙しい時間に営業・挨拶に来られたり
斜め読み程度にしか見ない年賀状をもらうくらいなら
介護の質アップにエネルギーと時間を投資してもらったほうがよほど生産的で
事業所にとってもケアマネにとっても利用者にとっても良いことだらけで
まさにWin ・ Win ・ Winの関係になる
どうせ目指すなら
介護業界のエルメスを目指してほしい
リハビリ業界のレクサスを目指してほしい
エルメスやレクサスは顧客確保に営業などしない
自分たちの商品の質に自信があるから営業など必要ないのである
ブランド力があるから、お客さんの方が勝手に近づいてくるのである
ケアマネが頭を下げて『お宅のデイサービスを利用させてください!』
と言うくらい一流のサービスを提供してもらいたい
そんなことを考える仕事始めであった・・・
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