ケアマネあるある川柳

【ケアマネあるある】引きこもりの息子編

夫婦ともに要介護認定を受けて
夫婦ともに介護サービスを利用されている方が増えている

ケアマネとして、夫婦ともに担当しているというケースもあるだろう
老々介護も、もはや珍しいケースではなく
ケアマネにしてみれば『ドンと来い!』である

ところが、その夫婦にもれなく、『同居の息子』がついてくれば話は違う!
さらにその息子が、『独身で無職』とくれば
ケアマネの警戒警報はウォンウォン鳴り始め、いや〜な胸騒ぎがするのである

『先入観を持ってはいかん!』
と思いながらも『独身・無職の息子が同居』とくればドキドキものである

その主な理由は2つ
「引きこもり 息子 イラスト」の画像検索結果
1 親の年金をあてにして、居候しているパターン
仕事もせずに、親の年金をあてにしており
介護サービスの提案をしても『お金がないから』と拒否したり、渋ったりする
親の年金を使い込み、まともな介護もせずに、挙句の果てにギャンブルやアルコールに溺れる
青春ドラマの熱血教師ならば
『目を覚ませ!』
と往復ビンタものであるが
ケアマネにはそんな権限勇気もなく、ただただ途方に暮れるのであった・・・
しかしそれでも、担当ケアマネとして、何とかしたいと思うが
肝心な本人(利用者)さんは、『息子かわいや』
そもそも問題と思っていなかったり
『息子のことだから…』『自分たちが育てた息子だから…』
あきらめモードで、どうにもならない・・・

2 全く部屋から出てこない、引きこもりパターン
アセスメントで
・息子が同居していることがわかった
・仕事もしていないこともわかった
・2階に住んでいることもわかった

しかし・・・・
何度訪問しても、部屋から出てくる様子はない・・・
本人(利用者)さんに、『息子さんとお会いしたい』と伝えても
『いや〜息子はあんなだからね〜』とはぐらかされる
同居しながらにして、その生態が全く不明という不思議な状態が続く・・・

というわけで

同居の息子が独身で無職とくれば、ケアマネはいや〜な予感がするわけである