あるケアマネが私のところに相談に来た・・・
うちのケアマネである佐藤ケアマネ(仮名)の口臭がひどいので注意してほしいと・・・
そう、佐藤さんは確かに、お口からの臭いがひどい時がある・・・
しかし嫌だな〜
佐藤さんは女性だし、口臭のことをどうやって注意しよう・・・
これは難しい問題である
女性に臭いのことを注意するのはとても慎重さを要求される
かと言って、確かにあの臭いで利用者宅に行かれるのは困る
相手も不快であろう
誰が注意するかといえば、まあなんちゃってではあるが管理者の私しかいないだろう・・・
その臭いの原因がタバコであれば、注意のしようもあるが
たぶん体質的なことだろうと思うので、まことに注意しづらい・・・
『管理者さんも加齢臭をどうにかしたほうが良いですよ!』
などと言い返されれば、3日は落ち込むだろう・・・
そういえば、過去に
60代の男性ケアマネが、書類をめくるときに、舌で指をなめる癖があるので注意してほしいと言われたが
それも、言いにくかった・・・
しかし、今回はその10倍は言いにくい・・・
この言いにくさと同等のクラスと言えば
『鼻毛が出ている』
『カツラがずれている』クラスであろう
注意するのはかなりの勇気と根性が必要である
結局、なんちゃって管理者である私では、直接注意することはできず
全体会議の際に全ケアマネに対して
『ケアマネは身だしなみに注意して、タバコ・香水の臭いや口臭などには注意してください』
といった風紀委員が学校の朝礼でいうようなレベルの話で終わってしまった
言えなかった・・・
結局、口臭は変わらずだが・・・
相手を傷つけずに事実を伝える方法はないものだろうか・・・
いっそ江戸っ子気質の利用者さんに
『おい!あんた!ちょいと口くせーぞ!』
ぐらいあっさりとさっぱりと言ってもらえないかと期待したりもする・・