利用者から怒られたと意気消沈して新人ケアマネが帰ってきた。
どうも施設入所の相談を受けたらしい。
その際、ケアマネの第一声が
『どのくらいならご負担できます?』
だったようだ・・・
(※もちろん料金のこと)
入所施設を提案する場合、1ヶ月に負担できる料金によって
選択の範囲が大きく変わってくるので
ケアマネとして、まずそこを知りたい気持ちは充分わかる
しかし、その言葉を言われた利用者や家族はどんな気持になるだろう?
車のディーラーに行って
客 『車が欲しいんですけど』
セールスマン『いくらなら支払えますか?』
などと言われたら、二度と来店することはないだろう。
一流のセールスマンなら、話の流れの中で、客のニーズをつかみ
ベストな提案をしていくわけである。
てっとり早く負担できる料金を聞くなどは愚かな行為である。