ケアマネジャーの主張

デスクワークケアマネになっちゃうよ・・・

介護保険制度開始以来、ケマネジャーをやっている。
制度開始当初も確かに大変であったが、明らかに書類の量など
作成しなければならないお約束ごとが増えている・・・

走りながら考えると言われた介護保険であるから
バージョンアップのために制度が変わる事は理解できるが
ケアマネなどは、ことあるごとに
・医療との連携が出来ていない
・アセスメントが足らないなど、お叱りを受けるばかりで
改正の都度
~を義務付ける
~をしなければ減算となる
と脅かされ、ケアマネは減算になっては困ると、パソコンにかじりついて
書類作りに勤しんでいる。

なるほど医療との連携は重要。アセスメントも重要
そこに時間を割きなさいと言われるのも納得
しかし、時間を割くべきものを増やすのであれば
どこかを削ってあげなければ、容量オーバーになる事は
小学生でもわかること!

たとえば、こんな書類は必要ないから
臨機応変にケアマネの判断で対応できるようにする
とか
担当者会議も杓子定規に義務づけるのではなく
本当に必要な時に開催すれば良い
などなど

労働時間 週40時間 1ヶ月160時間という枠の中で
どこに重点を置くのかを考える時は、同時に必ず
どこを削っていくのかを考えなくては、ケアマネがバーンアウトするのは
当然の結果である。

なぜ、こんな単純な事がわからないのだろうか?
そんなことで本当にケアマネの質が上がるとでもおもっているのか?
パソコンにかじりついて、利用者の相談にもまともに乗ってあげることが
できない「デスクワークケアマネ」を増やすだけである!

ケアマネの実務研修終了後に受講生らに感想を聞いた
「将来皆さんはどんなケアマネになりたいですか?」

受講生たちの回答はこうだ!
「わたしはとてもケアマネにはなれそうにないが もしやるならば・・・」
「こんなにケアマネが大変だとは思いませんでした・・・」

この答えがすべてを物語っている

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ケアマネ不要論に喝!